プチエンジェル事件の世界~アングラ系「性奴隷」を求める異常性癖の黒幕たち
TABLO / 2014年1月9日 11時0分
本来ならば、似たような心あたたまるハートウォーミングな情報を提供すべきなのだろうが、今回お送りするのは同じアングラ系のセックスワークではあるものの、実にナックルズ的なテーマである。
今回のネタはズバリ「お付きの人間が手を焼く異常性癖のやんごとなき方々」 および「それを受け止めて秘密裏に処理するアングラ系セックスワーカー達」についてだ。お偉方と性癖というと、まず頭に浮かぶのはプチエンジェル事件なのだが、残念ながらあの一件については流石に裏が取り切れず、無責任に "飛ばす" 訳にはいかない。よって、代わりにこんなお話はいかがだろう?
政党は関係なく(と言いつつヤケに自民党系に多い気もするが......)、異常な性癖が故に事件を起こす政治家や関係者が後を絶たない。中には性癖というか、六本木界隈で遊び呆けてたらとあるワルガキ集団に薬漬けにされて、奇行が隠し切れなくなった挙句に死んでしまった元首相の息子なんて話もある。例のマンションのヤリ部屋で死人が出た事件にも絡んでいたのではないかとか、そもそもその息子経由で父親がワルガキ集団のバックになっていたのではないかとか、そういや六本木の交差点からほど近い場所に、その父親のお膝元に拠点を構える超巨大エロ屋があるよなあとか、とにかく黒い噂話を挙げていったらキリのない一件だった。
また、そこまでブラックなお話じゃなくとも、我が国の首相まで務めた人間が、とんでもないレベル(ヒトジニが出るレベル) のハードSだという逸話もある。 この男のSっぷりは度を越しており、昔から「レイプ癖がある」だの「殴る蹴る締める」といった物騒な伝説が多々あった。中にはそれこそ上の「ヤリ部屋で死人が出ちゃった事件」になり兼ねないほどのピンチもあったほどだ。
こうしたお偉方は、当然ながら一般人の出入りする風俗など利用せず、主にマンション風俗と呼ばれる秘密の場所であれこれとお楽しみになっているのだが、いくら密室とはいえ死人が出てしまっては隠し切れない。だがこのS男は悪運が強いのか、セックスワーカーに何があってもその度に揉み消しに成功している。一説には優秀さに定評のあるお付きのI氏(当時)が、あちこちに金をばら撒くなどして大活躍したそうだ。
SM繋がりで言うと、政治家とは少々違う"やんごとないお立場の御仁"が、アングラ系のパーティにしょっちゅう顔を出していたという情報もある。その人物はガタイのいいSPを連れて参加していたそうで、彼のいる一角だけ明らかに浮いていたそうだ。
いくら日本の中枢にいるような人間でも、いくら生まれがナニがアレな方であっても、ハードSMだのスカだの何だのといったニッチな性癖を持ってしまうと、己の欲望を満たすのに苦労する。例えばちょっと激しいSM程度ならば受けてくれるセックスワーカーはすぐに見付かるだろうが、本当に死ぬ寸前まで首を締めるとか、むしろ死人が出ない方がおかしいプレイを強要されるとなれば話は別だ。仮に事故を起こしてしまったとか、怪しいパーティへの参加が週刊誌に載ってしまったともなれば、大袈裟ではなく日本という国自体が大混乱をきたしてしまうのだから、話を受ける方も持ちかける方も命がけなのである。
そこで注目されるのが、セックスワーカーはセックスワーカーでも、アングラ系のセックスワーカーだ。アングラ業界の人間は、色々と業を背負っている場合が多い事もあり、個人の性癖や事件・事故の類に関して一般人が思う以上に口が固い。 狭い業界なので、口が軽いと唯一の居場所からパージ(排除)されてしまうという理由もある。自分の性癖を表沙汰にする訳にいかない立場の人間にとっては、非常に相性のいい人種なのだ。
歴史に詳しい方ならどこかで耳にした事があるかもしれないが、その昔、天皇のそばに何故か(今で言う)被差別部落の人間が仕えていたという説がある。ケガレから天皇を守るための結界のような存在だったとか、儀式にも参加する聖なる存在だったなど諸説あるが、不謹慎ながら今回取り上げたアングラ系セックスワーカー達は、強いて言うならば「そういう存在」なのかもしれない。彼女(彼)らは、己の身体を結界として、権力者や立場ある人間達の異常な性癖を受け止め、国が混乱せぬように守ってくれている......と言えなくもないのである。
Written by 荒井禎雄
Photo by Marina Lovato.
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