ボールペンから拳銃まで...裏社会で暗躍する「なんでも買い取り屋」の実態

東京ブレイキングニュース / 2014年1月15日 18時18分

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 ヤクザやアウトローを題材にした劇画などに、たま~に「なんでも買い取り屋さん」が登場する。 彼らが登場する際は、主に主人公らの依頼で表では絶対に出回らない物を「売ってくれる」人として描かれる場合が多い。

 ところが、実在する「なんでも買い取り屋さん」は物を買い取るばかりで、素人相手に物を売る姿は絶対に見せてくれない。扱う品物の問題なのか、それとも1ロットのサイズの問題なのかは解らないが、「素人には必要とする局面なんざないだろう」という事なのだろう。

 さて、こうした「なんでも買い取り屋さん」がどのような品物をどれだけ買ってくれるのか、渋谷を拠点に商売されている某人物(以下Aさん)を例に説明する。

 このAさんが言うには、とにかく何でも買い取れるとのことで、貴金属や自動車など金額を付けやすい物だけではなく、ボールペンから衣類から何でもござれ。「ダメ元で言ってみ?」と、本当に何にでも値段を付けてくれるのだ。先に挙げたボールペンなど、何万本という単位で買い取っていたので、おそらく倒産した会社の倉庫を丸ごと買うといった、バッタ屋の問屋的なポジションなのだろう。 そうであれば、1商品辺りの単位はそれなりだろうし、確かに素人が買い物に使うような相手ではない。

 と、ここまでで話が終わっていれば実に平和な記事になったのだが、残念ながらAさんについてはまだまだ「ナックルズ的な」内容が続く。最後にAさんが関わったとある実話をご紹介しよう。

 昔々あるところに、とても平和な高級住宅街を所轄するT警察署がありました。T警察署では滅多に重たい事件が起きず、いつもいつもノルマを果たすのに精一杯でした。刑事さん達は頑張って事件を解決したいのに、おセレブな人々ばかりが暮らすこの地域は平和すぎ、とてもじゃないけど点数になるような事件が起きないのです。

 そんなある日、T警察のひとりの刑事さんがピンと閃きました。

「あ、そうだ! 事件がないなら作っちゃえばいいんじゃ~ん! ボクってあったまいい~!」

 そしてああでもないこうでもないと思案した結果、「とあるコインロッカーの中から拳銃が出て来た」 という事件を捏造する事にしたのです。

 しかし、拳銃なんかおいそれと手に入る物ではありません。後が怖いのでヤクザに貰う訳にもいかず、悩んだ末に辿り着いたのがAさんでした。ダメ元でAさんに「拳銃ある?」と聞いたところ、さすがはなんでも買い取り屋。「トカならすぐ出るよ。アメリカのだとちょっと時間かかるな。子供(弾)もいる?」と、予想外の品揃えでお客様をお待ちしていたのです。

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