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世界一醜い動物ブロブフィッシュの「不憫すぎる」調理光景

TABLO / 2014年1月23日 19時16分

世界一醜い動物ブロブフィッシュの「不憫すぎる」調理光景

 昨年、英国「醜い動物保存協会」による新マスコットを決める投票が行われ、アイアイやテングザル、カルフォルニアコンドル、モンクフィッシュらの醜い動物を抑え、堂々の一位に輝いた「ブロブフィッシュ」。主にオーストラリア南東部沖の600~1200メートルに生息するウラナイカジカ科に分類される深海魚で、たるんだ皮ふと大きなだんご鼻、つぶらな瞳が特徴だ。和名では、ニュウドウカジカと呼ばれている。

 ブロブフィッシュの体は筋肉が少なく、ほとんどがゼラチン状の物質からなっている。地元の漁師などは食べることもあるようで、その味は「ひじょうに蟹に近い。蟹と比べても少し甘い」と概ね好評だ。そのため、地元のネットユーザーがブロブフィッシュの調理光景の画像をアップするのも当然なのだが、それがあの風体なのでなんとも不憫に見えてしまう。包丁で切られ、キッチン上でものかなしげな表情を見せるブロブフィッシュはまるで某ゲームソフトの人気マスコットキャラクター「どせいさん」のようだ。とても見ていられない光景である。

  この「世界一醜い動物」は、遠洋トロール網で捕獲される魚のようで、現在は絶滅危惧種にも指定されている。

Written by 内村塩次郎

Photo by all-that-is-interesting.com

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