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「明日、ママがいない」視聴率上昇で首の皮一枚繋がったある女優の思惑

TABLO / 2014年1月31日 9時0分

「明日、ママがいない」視聴率上昇で首の皮一枚繋がったある女優の思惑

 日本テレビの連続ドラマ『明日、ママがいない』の第三話が29日放映され、これまでで最高の平均視聴率15.0%を記録した。9社の全CMスポンサーが降板し、BPO審議入りを想定して日本テレビ側も方向転換を議論し始めた矢先だっただけに、関係者は胸をなでおろしている。だが、この数字上昇でもっとも喜んでいるのは主演の芦田真菜サイドだという。日テレに出入りしているテレビマンが証言する。

「この作品はそもそもある程度の批判は想定済みでした。野島伸司が児童養護施設を題材にして普通のドラマになるはずがない。出演を決めた芦田愛菜にとってもこれは賭けだったんです。それほど今の芦田愛菜は追い詰められていましたからね」

 これまで子役の賞味期限は2年といわれていた。容姿が急激に変わってしまうため、イメージが安定しないからだ。子役業界では次々と新鮮でかわいい新人が現れる。皮肉にも芦田真菜が作った子役ブームで、子役人口が急増していることも世代交代に拍車をかけている。

「子役が稼ぐにはCMが一番手っ取り早い。稼げる時間がただでさえ限られているのだから、CMはできるだけ出ておきたいというのが本音です。芦田愛菜の全盛期のCMギャラは日清チキンラーメンでは2500万円ともいわれていました。ところが今では500万~1000万円程度に激減。代わりに谷花音が1500万円で続々と契約を獲得し、子役界のCM女王に君臨している。世代交代と成長によって賞味期限が切れかかっている芦田愛菜は、ある程度の批判は覚悟で今回のような過激なドラマに出て、もう一度再浮上するきっかけがほしかったんです」(前出・テレビマン)

 そんな意気込みだっただけに、もし途中で打ち切られては、さらにイメージが悪くなって、CMから遠ざかってしまう。芦田愛菜サイドとしては、なんとしてでも『明日、ママがいない』が最後まで放送して、感動のエンディングという形で終わりたいところだった。この第三回でどうにか視聴率が上昇気配に転じ、首の皮が一枚つながった格好である。

Written by 阿蘭澄史

Photo by ドラマ『明日、ママがいない』公式ホームページより

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