3年費やした全身タトゥおばさん、盲目で自分の姿を見れずも偉業達成
TABLO / 2014年2月5日 18時52分
◇
ウェールズ在住の女性フラン・アトキンソンさん(52)は、これまで3年間、416時間もの長い間、激痛に耐えながら全身にタトゥを施している。すでにタトゥは首から足首にまで及び完成目前だ。しかし、この偉業にはひとつ付け加えなければいけない。このような世界レベルの全身タトゥだというのに彼女は盲目のため、いっさい自分の姿を見ることができないのだ。英国デイリー・ミラー紙電子版が伝えている。
フランさんは10代の頃に突然、網膜色素変性症といった重度の視力障害を引き起こし、失明してしまったという。だが、その頃から、常にボディアートとしての「タトゥ」に強い情熱を持っていた。彼女はどうしてもその後の人生でも夢をあきらめきれず、今から3年前、夫のロンさんの協力を得て夢実現への第一歩をスタートした。
「3年前のある日、朝目覚めると、何かが私の心の中をクリックしたの。その瞬間、私は完全な全身タトゥにしようって決めたのよ」
当初、タトゥを施すのは週に2時間程度だったが、最後の一年半はそれまでの倍となる週4時間のペースでボディアートは全身に広がっていく。フランさんは激痛に耐え抜き、416時間の挑戦を終えようとしている。彼女の夫・ロンさんは、見事なタトゥを前にこう語っている。
「彼女は人を驚かすのが好きなんだ。以前からタトゥを入れたがっているのは知っていたので、夢が実現できるように支えてきました。きっと、タトゥは中毒性もあるんでしょうね」
タトゥ中毒であることも自覚するフランさんによると、もっとも痛みを感じたのはヒザ頭、脇の下、足首だとのこと。それを416時間も続けることができたのは、夫のロンさんとタトゥを施したボーマン氏らの存在を抜きには語れないだろう。自身にとっても最大の作品となったというタトゥ・アーティストのボーマン氏は満足げにこう語る。
「フランは頻繁に来ていたから、我々は良い友達になることができました。彼女は背中にエジプトのテーマを入れることだけを条件にして、それ以外は私のアートを信頼して任せてくれました。これまで長い間、細かい作業を続けてきましたが、完成したタトゥの全体を見て、我ながら衝撃を受けました。私とロンの2人で、フランにはこと細かにタトゥの説明をしました。最終的な結果にはひじょうに満足しています」
現在、フランさん夫妻は、この大偉業をギネスブックに申請することを考えている。
Written by 内村塩次郎
Photo by Virgin Media Group
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【イタすぎるセレブ達】ヒュー・ジャックマン、12歳年上妻との離婚は“共演女優とのW不倫”が原因だった
TechinsightJapan / 2024年11月14日 16時56分
-
【イタすぎるセレブ達】キム・カーダシアン、アルビノのワニに仮装 「ついに本来の姿を見せた!」ジョーク飛び交う
TechinsightJapan / 2024年11月2日 17時55分
-
50代になって「全身刺青男」に…総費用は「高級外車1台分」、困ったことは「スマホの顔認証が登録できないこと」
集英社オンライン / 2024年11月2日 17時0分
-
試合2日前に倒れていたフリーマン プレー断念の危機も「絶対にやめないよ」壮絶な舞台裏が判明
THE ANSWER / 2024年11月1日 19時3分
-
ドジャース・フリーマン 実はろっ骨も骨折していた…父の欠場勧告にも「絶対にやめないよ」
東スポWEB / 2024年11月1日 12時55分
ランキング
-
1COP29 途上国支援「年46兆円」で合意 「目標額が少なすぎる」の声も
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月24日 11時43分
-
2イスラエル攻撃で約60死亡 レバノン首都など
AFPBB News / 2024年11月24日 11時41分
-
3中国・35人死亡の車暴走事件 私たちを取り囲み、映像を消せと迫った謎の「市民」たち
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月24日 7時30分
-
4「難民なんて全部ウソ」「働くため日本へ」川口の難民申請者の8割、トルコ南部3県に集中 「移民」と日本人 クルド人が川口を目指す本当の理由①(下)
産経ニュース / 2024年11月24日 14時5分
-
5大統領への「殺し屋雇った」、フィリピン副大統領発言 警備強化
ロイター / 2024年11月24日 14時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください