どの口が言うのか!? NGT48山口真帆さん卒業で急にお説教を垂れ始めたデイリースポーツ
TABLO / 2019年5月20日 10時2分
5月18日、元NGT48の山口真帆さんがNGT48劇場(新潟市)で卒業公演を行いました。出演者は同時卒業の菅原りこさん、長谷川玲奈さんほか7人だったことが話題となりましたが、それよりも気になるのは各スポーツ紙の怒涛の配信。それまでは山口さんやNGT48に関する記事は2、3日につき1記事更新程度でしたが、18日から19日にかけての卒業に関する記事数を集計するとーー。
関連記事:NGT48山口真帆さん暴行事件 常軌を逸したテレビコメンテーターといつも冷静なコメンテーターの発言 | TABLO
スポニチアネックス=19記事(<NGT山口真帆、異様な卒業公演 最後まで“山口選抜”と他メンバーとの軋轢隠さず表現>など)
日刊スポーツ=12記事(<山口真帆「私たちがこの先の未来に道しるべを」>など)
デイリースポーツ=10記事(<NGT山口さん卒業公演 「頑張ります」とファンに>など)
スポーツ報知=8記事(<NGT山口真帆、卒業公演でキスシーンも>など)
なかには会場からリアルタイムで配信している記事もあり、さすが速報性に優れたスポーツ紙サイト。
なかでも、特に弊サイトが注目したいのは、更新数3位のデイリースポーツです。ここ数ヶ月、山口さん関連の記事をとにかく配信し、その数は事件が発覚した今年1月から200以上。そのほとんどは、山口さんに寄り添った記事でした、が。
5月11日、突如、<NGT騒動にみるネットの“暴走” 行き過ぎた犯人捜し>と題し、ネットユーザーにより誹謗中傷の的となってしまっているNGTメンバーに言及する記事を配信したのです。
その内容はというと。
<再出発を期するメンバーに対しての“風評被害”が、とどまるところを知らない>とはじまり、とあるメンバーが山口さんに触れた公式モバイルサイト記事を削除し、炎上したことに触れ、<NGTメンバーに対する「犯人探し」の動きは、日に日に苛烈さを増している>とし、メンバーに攻撃するネット民について、<いわれのない中傷で誰かが傷つくかも…、という配慮は、恐らくなされないままに>と、批判する。
さらに、<自由に意見を言う権利は誰にでもある。だが、その権利を濫用し、誰がどのように傷ついても知らんぷり…、というのは、さすがに問題だろう>とお説教をかますと、アパレルブランドのプロモーションが中止となったメンバーの荻野由佳さんに触れ、<山口の騒動に直接関与したと判断できる明確な材料は存在しない。その中で、こうした「私刑」が自然に行われているということは、およそ成熟した社会ではあってはならないこと>と、叱りつける。
そんななか、同紙のスタンスを、<我々メディアはより深く取材を行い、事実の検証が完了した時点で報道する。それに物足りなさ、もっと言えば不信感を覚える方々が多いのは、身にしみている。だからといって、逆に一部の声におもねるために、事実を曲げて報道するということは、我々には許されない>と、硬派に解説しつつ、<この案件に対する取材は、恥ずかしながら十全ではない。それがまた、多くの憶測を生む“一助”になっているとしたら、忸怩たる思い>と、謙虚に省みる。
関連記事:……は? 本サイトは事件発生から一貫してそこを指摘してますが? ドラマ「3年A組」の柊先生なら、NGT48荻野由佳さんのインスタコメントを見て何を言っただろうか | TABLO
それまでは、<加藤浩次 NGT再発防止策に疑問「時間教えたメンバーがいたら…」><須田亜香里 NGT問題のファンと私的繋がり」に「未熟」>など芸能人の言葉を借りて山口さんの後押しほぼ一色だった同紙について、とあるマスコミ関係者はこう言います。
「いままで散々、ほかメンバーに及ぶ被害について想像力をめぐらさなかったのにもかかわらず、どの口が言うのか、と思ってしまいます。象徴的だったのは、3月22日に行われた第三者委員会調査報告の会見場の様子です」
会見が始まると、ファンらの事件に対する関心の高さからは考えれないほど、「記者は少なく、会見場は盛り上がりに欠けていた」(前同)というなか、一転して湧いたのは、山口さんが会見に対する不満をリアルタイムでツイートしたときだったといいます。
「さっきまでのやる気のなさから一転、がぜん追及ムードになりました。よく政治ドラマに出てくる、悪徳政治家を他者の記者たちが団結して追及する……という雰囲気に似ていましたね」
そうした空気のなか、まともな記者もいたといいます。
「地元メディアの記者の方でした。『こういう騒ぎになり、一番かわいそうなのは他のメンバーではないか?』と正論の質問をすると、デイリーをはじめとする他の記者たちは、“そんなことどうでもいいから”と、言わんばかりの質問をAKS取締役の松村匠氏にぶつけていました。あのとき、他メンバーにまで思い巡らせたのは彼らだけでした。もちろん松村氏の煮え切らない態度が火に油を注いでいたのはもちろんですが、だからと言って山口さんをむやみに祭り上げていいことにはならないと思います」
前出記事で、<「自分の行動の影響力を、十分に理解していますか?」>とネットユーザーに問いかけたデイリー。それは、各メディアにも同じことが言えそうです。(文◎春山有子)
あわせて読む:荻野由佳さんのインスタに罵詈雑言・殺害予告を書き込む人の正体 収束しないNGT48問題|春山有子 | TABLO
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
元NGT48荻野由佳が“凱旋” 浦和ユニで「ご満悦」…勝利後の美酒に反響「幸せそうな顔」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月13日 7時10分
-
元NGT48荻野由佳、浦和ユニ姿で“元拠点”にアウェー遠征 スタグル満喫姿にも反響
FOOTBALL ZONE / 2024年5月12日 7時10分
-
「ツインテ最強」「勝利のVサイン素敵」元NGT48の荻野由佳さんが縁ある新潟遠征! ユニ姿が話題、新潟への想いも綴る「特別な気持ちな一日でした」
超ワールドサッカー / 2024年5月11日 23時32分
-
【独占】元NGT48中井りか、結婚相手の“一般男性”は在京キー局のイケメンDだった!
週刊女性PRIME / 2024年5月11日 18時0分
-
U2ボノ→曙さんにまさかの直電!会話映像が東京ドームのライブに 奇跡の“ボノつながり”
よろず~ニュース / 2024年5月5日 8時30分
ランキング
-
1「光る君へ」うたのおねえさん竹内夢が大河初出演!緊張も三浦翔平&金田哲に感謝 藤原光子役で存在感
スポニチアネックス / 2024年5月12日 20時47分
-
2【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
NEWSポストセブン / 2024年5月13日 7時15分
-
3腎臓腫瘍公表の大友康平、7カ月ライブで完全復活宣言「不死身のロックンローラー!」 ファン大歓声
スポニチアネックス / 2024年5月12日 20時57分
-
4WEST.濱田崇裕「1番嫌いだった」メンバーぶっちゃけ 木村拓哉も興味「何で苦手だったの?(笑い)」
スポニチアネックス / 2024年5月12日 17時25分
-
5<鬼滅の刃>アニオリ展開で驚きの声 伊黒&不死川の共闘シーンで開幕!放送10分でトレンド1位
ORICON NEWS / 2024年5月12日 23時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください