北極深海で謎の生物ヒトガタを発見か? ロシア科学アカデミーが調査
TABLO / 2014年3月1日 12時25分
◇
ソチ五輪の興奮がいまだ冷めやらないロシアから、センセーショナルなニュースが届いた。北極海の水深1500メートルの場所で、正体不明の未確認生物が発見されたというのだ。ロシア科学アカデミー極東支部の学者たちの証言を、ニュースメディア「ボイス・オブ・ロシア」(運営:全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社)が2月25日に伝えている。
この謎の未確認生物は、ロシアの自律型無人潜水機「クラヴェシン1」を襲撃してきたようで、その後、機体を調べると無数の傷やへこみが発見されたという。北極海の深海に、このような生物の存在は確認されていない。この正体不明の生物はなぜ無人潜水機を襲ったのか。ロシアの動物学者ドミトリー・イソンキン氏は、同メディアにこう証言している。
「北極の深海で新種の生物を発見した可能性がある。その可能性は十分にある。だが、確かな証拠が必要だ。調査のために専門家グループを設置しなければならない。正式な声明を出すのは時期尚早だ」
北極の深海に生息する未確認生物といえば、日本では「ヒトガタ」が有名だ。かつて捕鯨調査船の乗組員が目撃したものとされるが、あくまで都市伝説の域を出ないUMAとしての位置付けだった。一部では海洋汚染で水頭症になった鯨が報告されていることから、奇形の鯨説も唱えられている。
ウクライナ情勢で揺れ動くロシアで突然降ってわいた「ヒトガタ」騒動。北極の深海に、新種の未確認生物は本当に存在するのだろうか。ロシアによる本格調査が期待されている。
【注目記事】
Written by 内村塩次郎
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
全世界で2,000万部超のベストセラー小説 米国国防総省DARPA 精鋭部隊の活躍を描く〈シグマフォース〉シリーズ最新作を9月18日に発売!
PR TIMES / 2024年9月17日 16時15分
-
全世界で2,000万部超のベストセラー小説 米国国防総省DARPA 精鋭部隊の活躍を描く〈シグマフォース〉シリーズ最新作を9月18日に発売!
@Press / 2024年9月17日 12時0分
-
「それが中国流のやり方だ」北極圏でひそかに進む「軍民両用」研究の実態...ロシアとの接近、核持ち込みの懸念も
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月5日 17時17分
-
半透明の幽霊タコ? 激レア「キャスパー」タコ発見
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月1日 13時0分
-
有人潜水艇「蛟竜号」、深海4700メートルから生物5種持ち帰る―中国
Record China / 2024年8月29日 18時50分
ランキング
-
1中国メディア、深圳男児殺害犯は「反社会分子」で「愛国」とは無関係強調 政府批判警戒か
産経ニュース / 2024年9月21日 17時47分
-
2男児刺殺、靖国落書き…相次ぐ「日本」標的事件 投稿サイトには「日本人学校にスパイ」
産経ニュース / 2024年9月21日 15時0分
-
3機内食からネズミ、スカンジナビア航空機が緊急着陸
AFPBB News / 2024年9月21日 12時0分
-
4ハリス氏、中絶禁止を進める共和党を非難…「トランプ氏が女性の自由を奪おうとしている」
読売新聞 / 2024年9月21日 20時36分
-
5レバノン首都空爆、ヒズボラ幹部殺害=イスラエル、攻撃継続の構え
時事通信 / 2024年9月21日 23時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください