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大阪・吹田市警察官襲撃事件 なぜか「「空き交番を増やす」という案が浮上で現場警官は困惑

TABLO / 2019年6月19日 11時6分

事件の捜査にあたる警察官(写真・編集部)

大阪府吹田市で被害に遭われた古瀬鈴之佑巡査。佐賀工業ラグビー部出身ということで日本を代表するフルバック五郎丸歩選手らラグビー選手たちから激励のツイート。その為か、ラグビーで鍛えた体力の為か、快方に向かっているとのことです。一日も早く職場復帰、そして通常の生活に戻って頂きたいと思います。

関連記事:過去、予言していました 現役警察官に聞く「富山・交番襲撃殺人事件」はまた起きるのか? そして拳銃の扱いについての疑問

飯森裕次郎容疑者(33)の犯行動機はまだはっきりとはしていません。どのようにしたらこういった悲劇を繰り返さないようにするかが急務です。海上自衛隊勤経験から銃の扱いに多少慣れていたのではと言われていますが……。

「バネ付きフックのバネをネジ止めする形になっている。(拳銃が腰から)すぐに取れるということはないが、構造は単純なので結構容易に外すことは出来るだろう」(現役警察官)

この事件は大阪府警のみならず、各県警に衝撃を与えました。それぞれの県警で対策を講じているようです。

ある県警の警部補が語ります。

「本県でも対策案が練られている。ただ、その案が問題になっている」

その案とは、

「空き交番を増やして、複数勤務の交番を増やす」

というもの。

「空き交番はそもそも、問題になっているじゃないですか。それを増やす代わりに複数交番を多くするというのはちょっと分からない。で、あるならば、警察官を増やせばいいのではと思う」(前出・警部補)

富山でも2018年6月27日に現場警察官が襲われ射殺されています(被疑者は元自衛官)。両方とも一人になった時を狙われています。現場警察官の間では、空き交番を増やして、住民を不安にさせるより現場警察官の増加を望む声が強いようです。(文◎編集部)

あわせて読む:会社で毎日罵倒され、恋人にも「人間のクズ」と言われた男(49)が”刃物”を持ち最期に向かった場所とは

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