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障害者が働く欠損バー「ブッシュドノエル」が『義足ナイト』イベント バー曰くの“義足っ子”にファンやフェチなど様々なお客さんが来場

TABLO / 2019年6月25日 15時0分

こみみさん(写真・欠損バー提供)


不定期に開催されるイベント、欠損バー「ブッシュドノエル」。そのバーに立つ女の子達は皆、手や足や目といった身体のどこかが欠損しています。

6/21に開催された欠損バー「義足ナイト」は、欠損バーの女の子達の中でも義足使用者にフォーカスを当てたイベントでした。

関連記事:「キミは障害者で可哀想だね」と言われたい私のような障害者がいることも知ってほしい|文◎あもり(欠損バー『ブッシュドノエル』所属)

病気による後天性の左足全欠損で股義足と杖で歩行するという桜さんと、交通事故による右足切断で下腿義足で歩行するというこみみさん。この日は2人の義足っ子がお迎えしてくれました。

その一風変わったイベントに訪れるお客さんの訪問理由は様々です。自身も義手義足使用者という方、義手義足を作る事に興味のある方、そしてフェチという方。意外にも義手義足フェチ・欠損フェチという方は多いようで、フェチトークに花が咲いていました。

そしてやはり、義足っ子2人の義足や障害についての話題も。同じ義足使用者であっても、切断部位が違うと生活の仕方も違うのが印象的でした。

桜さんは全欠損でありながら、普段は義足をあまり付けずに片足と杖だけで過ごすことも多いそうです。それに加えスノボやローラースケートなどをこなすスポーツ好きだそうで、義足を外しそれらをやりこなす様はどのようなものかとても気になりました。

逆にこみみさんは、お風呂と寝る時以外はずっと義足を外さない生活だそうです。歩行に杖は必要なく、普段はリアルな足のように作られた義足を履いているので、義足だという事を気付かれることはほとんどないと言っていました。

そんな2人が共通して苦手なことは階段を下る事だそうで、駅などの下りエスカレーターが増える事を願っている様子でした。

もちろん、ずっと義足や障害の話というわけではなく、時には心霊話や旅行の話で盛り上がることもありました。

終始和やかな時間もあれば、笑い声の絶えない盛り上がりを見せることもあり、そういった面を見ると普通のガールズバーなどと変わらないのかもしれません。ただ女の子の身体の一部が欠損しているというだけでした。

今回の「義足ナイト」は都内のスタジオを借りてのイベント開催でしたが、今後は拠点とする店舗をかまえる予定だそうです。そうなれば、今までの不定期開催では予定が合わせられなかったという方や、なんとなく行く勇気が持てなかったという方でも、暖簾をくぐりやすくなりそうですね。(文◎絹田たぬき)

欠損バー・ブッシュドノエル公式サイト
https://buchedenoel.tokyo/


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