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39人のガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」 ボーカル・松本璃奈さんインタビュー 「歌詞を初めて見た時泣きました」

TABLO / 2019年6月29日 13時19分

ザ・コインロッカーズ。松本璃奈(Vo)、有働優菜(Key)、鏡味のぞみ(B)、田村愛美鈴(Key)、 Emily(G)、森ふた葉(Dr)、手塚愛乃(G、Cho)、HANNA(G)、絹本夏海(G)

 

秋元康とワーナーミュージックジャパンのタッグで39人のガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」が結成されました。39人が一斉に演奏する訳ではなく、楽曲によって、それぞれメンバーが選抜されていくという、独特のシステム。デビュー曲『憂鬱な空が好きなんだ』では9人が選抜。テレビドラマ「日本テレビ系新土曜ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』の主題歌に抜擢されています。そのザ・コインロッカーズの『憂鬱な空が好きなんだ』のメインボーカル・松本璃奈さんにインタビューを試みました。

 

 

ステージの上ではありのままの自分でいられる

――デビューシングル『憂鬱な空が好きなんだ』のMVは10回ぐらい見ました(https://www.youtube.com/watch?v=cD1KAsCtnwA)。

松本璃奈さん(以下・松本さん) ありがとうございます。

――カッコ良かったです。ロンドンの撮影だったそうですけどいかがでした?

松本さん:初めての海外で、まずロンドンに着いたときは「テレビで見た場所」みたいな感じで実感が湧かなかったんです。MVの撮影が始まって最初は屋上のひとりのシーンで、今までは自分がMVを観てる側だったので、撮られる人ってこんな感じなんやっていうちょっと恥ずかしさもあったんですけど、だんだん開放的になっていけたかなって。初めてだらけだったので。

――メンバーが横になっているシーンから始まってますけど、あれはどういう意味があったんですか?

松本さん:「ちょっと適当に寝てみて」って言われて、たぶん最初に映ったのがEmilyで、みんなの寝顔かわいいって感じだったんですけど、ちょっと試しに寝てみようかって撮ったシーンが最初に使われました。

――あ。Emilyさん、目立ってましたよね。

松本さん:中々のアクセントになってましたよね(笑)。

――そう言えば『ロッカーに何、入れる?』(月曜日 25:05~25:35 TOKYO MX)はデビューライブというか、「ガールズアワード」のオープニングアクトで。

松本さん:はい、ついこの前。

――曲が始まってからEmilyさんが前面に出て盛り上げようとしていました。まだ14歳ぐらいですよね。

松本さん:そうです、中学校2年生で最年少です。

――松本さんは?

松本さん:私は大学1年生です。

――どうですか、大学生から見た恐るべき14歳は(笑)。

松本さん:フフフフ。ギターでも、「やって」って言われたことは基本サラッとこなすし、自分にはないものをいっぱい持ってるなっていうのがあります。14歳にしてすごいカッコいいし、見た目からして大人っぽいじゃないですか。
……でも中身はやっぱり中学生の部分もあって(笑)、かわいいお茶目な一面もあって。Emilyに関してはオーディションの最終審査からずっと同じ部屋だったので、「一緒に合格できたらいいね」って話してて、一緒に合格できて、今回一緒に選抜メンバーに選ばれたのでうれしかったです。

――そうそう。話が前後しましたが選抜に選ばれての感想を教えてください。

松本さん:ボーカルだけは先にレコーディングを済ませてたんですよ、その後、曲に合った楽器を選ぶっていう感じだったんですね。自分的にも『憂鬱』(『憂鬱な空が好きなんだ』)は歌いやすかったし、レコーディングのときから歌詞の意味も精一杯考えて気持ちを込めて歌っていたので、伝わるものがあるんじゃないかなって。でもそういう自信だけではダメだと思って、選ばれなかったときの心の準備もしながらいました(笑)。

――ショックが起きたときのために。

松本さん:はい(笑)。なので、嬉しかったです。

――『憂鬱な空が好きなんだ』をもらったときの印象はいかがでした?

松本さん:デビューシングルは明るい曲なのかなと思ったら、曲調はアップテンポで明るいんですけど、歌詞が深くて、ネガティブな歌詞が自分に当てはまってるし、最近の若い世代の方たちに響く歌詞というか、最初に歌詞を見て曲を聴いたときは泣きました。

――え? そうなんですか。自分に当てはまってるっていうことですか?

松本さん:急に感情移入しちゃってブワーッて。これを歌えたらいいなっていうのは思ってました。

――それだけ感情移入されてるんでしたら、演奏が始まったら変わりますよね。

松本さん:私は普段、自分の気持ちをそんなに言えないタイプなんですけど、ステージの上では急に開放的になれるんです。ありのままの自分でステージに立てるというか。「ガールズアワード」のときは一番ありのままでいられた感じはありました。

信頼関係が見えるようなバンドが良いですね。「ザ・コインロッカーズって仲よさそうでいいな」みたいな

――記者会見で見たとき、メンバーが大勢(現在39人)なのでどうなるのかなと思ったんですけど、デビュー曲『憂鬱な空が好きなんだ』の9人の顔合わせのときの印象はいかがでした?

松本さん:全員の前で名前を呼ばれた選抜メンバーだけ別室裏に移動して、そしたらみんな喜びでワーッてなってて、「頑張ろう!」みたいに励まし合っていました。

――すでに「仲間」という感じだったんですか?

松本さん:そうですね。「ザ・コインロッカーズ」自体がお互い励まし合って支え合ってるので、どんなメンバーであっても、みんながこのバンドの楽曲によってメンバーを選ぶというシステムを受け入れてるし、どういう結果であってもそのメンバーで一緒に頑張っていこうっていう気持ちはあると思います。だから私もすぐに、この9人で頑張ろうって受け入れることができました。

――そのなかで、一番印象に残っているメンバーって誰ですか?

松本さん:この9人だったらエレキギターとコーラスの手塚愛乃は普段からボイトレも一緒で、仮歌のレコーディングもだいたい一緒に呼ばれる率が高かったので、今回一緒に選ばれたのですごいうれしかったです。

――これから、どんなバンドにしていきたいかというのはありますか?

松本さん:グループとしては、チームワークがすごく大切だなと思っています。女子だけだといろいろあると思うんですけど、39人いてまとまっていて、個性がバラバラななかでの信頼関係とかチームワークとか、そういうのがちゃんと見えるようなバンドが良いですね。外から見ても、「ザ・コインロッカーズって仲よさそうでいいな」みたいな。

――そういう雰囲気がお客さんにも伝わるような感じが良いですね。

松本さん:そうです。だから最近の若い子で学校でイジメがあるような子にも、遠いかもしれないけど「ザ・コインロッカーズのチームワーク」がいろんな人に伝わればいいなと思いますし。

――イジメを受けてる子や、やってる人が「ザ・コインロッカーズ」のチームワークを見て、「こういうのよくないな」って感じてもらえればっていう解釈をしました。

松本さん:そうですね、そういうのもひとつだし、それとバンドの目標は「女性からあこがれられたい」っていうのはありますね。

――なるほど。MVを観ると女の子が好きになりそうな感じです。ところで松本さんも十分お若いのに「最近の若い子」っておっしゃいますけど、最近の若い子ってどういうイメージですか?

松本さん:私は18歳という年齢ではあるんですけど、いまの高校生のノリについていけてない部分があって(苦笑)。だから高校生以下は若い子って感じで。私は流行りの言葉とか、あんまり使いたくないなって思っちゃうタイプなんですよ。

――(若い世代は)自分のこと「うち」とか言いますよね。

松本さん そうですね。私は普段の一人称は「璃奈」なんですけど「うちらは」とか、「了解」を「りょ」とか「り」とか言うような人を見ると若いなって思います(笑)。

 

言わない優しさより言う優しさがあります

――イジメで傷ついたり、それ以外でも悶々としてる若い子がいると思うんですけど、そういう人たちにメッセージを届けたいっていう点を、もう少し聞きたいのですが。

松本さん:そうですね。私自身も好きなバンドさんを見て、チームワークがあるからこそ楽しそうって思うし、メンバーのインタビューとか読んでも、意見のすれ違いもあるけど、最終的にはまとまっている。そういうものをザ・コインロッカーズからも感じてほしいですね。

――松本さんから見て、9人ってどんな人たちですか?

松本さん:今までみんな優しすぎるからこそ変なところで気を遣って、バンドで合わせたときも、「ここはこうしたほうがいいんじゃない?」っていう意見が出なかったりもしていました。
で、こないだちょうど9人で話し合ったんですよ、なかなか9人で話し合うことがなかったんです。私たちはいまのところ、一番多くライブをやってるんですけど、ぜんぜん成長した感じがしてなくて、このあいだは曲のことを話し合ったときに全員の曲に対するイメージがぜんぜん違うことがわかって。そこで方向性が一緒になったことによって意見を言うようになったというか。「私はこう思う」とか、「こうしたほうがいいんじゃない?」とか、言わない優しさよりも言う優しさというか、そういうものにこれからは変えられたらいいなと思います。

――メインボーカルだと当然一番目立つわけですけど、どんな感じのパフォーマンスを心がけてますか?

松本さん:今までは自分のパフォーマンスに自信がなくて、ステージ上でこういう動きをしようとか、たとえばガールズバンドだったらSCANDALさんのMVを観て、ちょっと女の子らしくというかガールズバンドっぽくしようって思ってたんですけど、自分の思うままにパフォーマンスしていいんじゃないかっていうか、気持ちの部分で変わってきてて。ライブ自体はそれこそSCANDALさんみたいな感じで弾けられたらなって思ってます。

――つまり、特に型にはまった感じじゃなくて、そのときのノリでパフォーマンスしようっていうふうに変わってきたんですか?

松本さん:はい。そうですね。

――やっぱりバンドってライブじゃないですか。もちろん素敵なMVもたくさんありますけど、バンドの醍醐味ってライブだと思いませんか?

松本さん:はい、めちゃめちゃ思います。

――その、バンドの良さってなんだと思います?

松本さん:まずはチームワーク。ソロアーティストさんだったら、うしろはバンドだったとしてもボーカルの人しか取り上げられなかったりもするじゃないですか。でもバンドだったら名前としても自分ひとりじゃないっていう。たとえば私は「KEYTALK」さんがめちゃめちゃ好きなんですけど、「KEYTALK」さんも4人いる安心感というか、4人いるから心強いっていう良さもあると思います。

『憂鬱な空が好きなんだ』は歌詞に注目して聴いてください!

――ところで「ザ・コインロッカーズ」の名前の由来って聞いてますか?

松本さん:ロッカーの扉を開けて夢を取り出したり預けたりして、なりたい自分になるみたいな、そんな感じのことを秋元康さんがおっしゃってました。

――ああ、そうでした、僕もいたのですが記者会見でおっしゃってましたね。今日はお話を聞けてめちゃめちゃ貴重だと思います。

松本さん:よかったです(笑)。

――ザ・コインロッカーズさんをご存じない読者もいますので、ここだけは負けないとか、ここを見てくださいっていうメッセージ的なものがあればお願いします。

松本さん:ザ・コインロッカーズにしかないものっていったら、まずガールズバンドに39人いる、楽曲によってメンバーが選ばれるっていう、いままでの48グループさんとは違うというか。メンバーがいての曲じゃなくて、楽曲があってのメンバーなので。そういう違いというか。

――初めての試みですものね。

松本さん:はい。そういう新鮮な感じに興味を持ってほしいなっていうのはあります。


――『憂鬱な空が好きなんだ」に関してはどうですか?

松本さん:私は曲を聴くときは歌詞に注目しちゃうので、どうしても歌詞を推したいんですけど(笑)。

ーーいいですよ、推してください!

松本さん:(笑)。歌詞は目を通していただいたらわかると思うんですけど、心に寄り添ってくれる歌詞なので。いま悩んでる人とか、本当の自分のままでいられないと思ってる人を音楽で助けられたらっていうか、私たちが心に寄り添える存在になりたいなっていうのはすごい思います。

――音楽の良さってそれですよね。失恋とか仕事で嫌なことがあっても、流れてくる曲に癒やされることってありますもんね。松本さんもそういうことを体験されておっしゃってると思うんですよね。

松本さん:はい。

――個人的には今も結構、『憂鬱な空が好きなんだ』のメロディが脳内で回ってます。

松本さん:中毒性あると思います!(笑)。ドラマの主題歌にもなってるので。検索すると、「あの主題歌いい」って書いてくれてる人がいるのも嬉しいです(日本テレビ系新土曜ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』。主演・古田新太)。

――まだ生まれたての「ザ・コインロッカーズ」さんの貴重なインタビューになりました。今日は有難うございました。(聞き手◎久田将義 写真◎インベカオリ)

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