STAP細胞・小保方さんを批判できない!? エセ科学大国ニッポンの現状

東京ブレイキングニュース / 2014年3月14日 17時0分

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STAP細胞論文の撤回に同意した小保方晴子さん。リケジョの命運は?

 

 小保方晴子氏のヤラかし疑惑のお陰で、STAP細胞を巡る騒動は今なお景気良く炎上中だが、この国ではこの手の眉唾ものの「最新技術」に名のある大手企業が飛びつき、裏も何も取れていないのに商品化されるというマヌケな流れを何度も何度も繰り返してきた。

 例えばマイナスイオン。例えばプラズマクラスター。例えばナノイー。最近ではEM菌なども注目株だ。これらは昔から一括りに"似非(エセ)科学"や"疑似科学"と呼ばれている。

 実はこの辺りの疑似科学商品、いやもっとハッキリと "詐欺商品" と呼ぶべきか......には面白い繋がりがある。EM菌だけは別系統だが、それ以外は【マイナスイオン→プラズマクラスター・ナノイー】 といった具合に、系譜として1本の線で繋げてしまうのだ。

 さらに言えば、この系譜には更に先祖がいる。マイナスイオンブームの前は "トルマリン" があり、トルマリンの前には "波動" があった。これらは少しずつ活躍(?)の時期が重なっており、ある似非科学商品のウソがバレたら次の新しい詐欺商材にバトンタッチして、そのウソもバレたらまた新しい詐欺商材に繋いで......と、常に名を変え品を変え、でも効果は似たり寄ったりといった具合に遺伝子を残し続けているのである。

 もう少し詳しく説明すると、昔々の波動ブームの際は、トルマリンが「良い波動を出す石」として持て囃された。ところが「どうも波動はウソらしい」という情報が世に定着すると、波動商品が世の中から消え、トルマリンは「良い波動を出す石」ではなく「マイナスイオンを発生させる石」という話になってしまったのである。そして人知れずトルマリンも消えて行き、マイナスイオンが残ったのだが、そのマイナスイオンの負の情報が定着すると、今度はプラズマクラスター(シャープ)や、ナノイー(パナソニック) なる技術が流行り始めた。

 このマイナスイオンブームとプラズマクラスターブームの切り替わりの時期の広告を思い出してみるとよく解ると思うのだが、当初はプラズマクラスターやナノイーといった新技術は、すべてマイナスイオンと混同されていた。

「マイナスイオンだの、うんちゃらイオンだのという不思議な成分が、空気中のナニやアレを殺菌してくれてどうのこうの~~」 という売り文句を覚えてはいないだろうか? もっと酷い物だと、パナソニックのナノイードライヤーは、説明書に「プラチナマイナスイオン」なる頭痛を引き起こすような文言が踊っているくらい "ガチ" である。

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