茨城県警はSNSで騒がれてから“煽り運転者”を捜査し始めたのではないか! 取材を申し込むと驚くべき返答をされました!
TABLO / 2019年8月20日 16時0分
茨城県守谷市の常磐自動車道で8月10日午前6時過ぎに発生したあおり運転暴行事件。あおり運転の常習者の宮崎文夫容疑者(43)に「殺すぞ」等と怒鳴られ、顔を数回殴られた24歳の被害者男性は11日に被害届を出しましたが、約一週間は警察の動きが悪かったようです。
「テレビ報道、SNSで事件が注目されてから、16日に逮捕状をとり指名手配して捜査に本腰を入れたようです」(報道関係者)
幸い19日に容疑者は逮捕されましたが、警察の動きの悪さについては多くの市民から指摘がありました。
茨城県警には、平成25年から「県民安心センター」部署を作って、県民の安全と平穏に関する相談を受けてきたようですが、テレビ報道、SNSで事件が注目されてからの指名手配となった経緯について茨城県警に取材してみました。
「報道が盛り上がるまで捜査が動かなかったというのは仮定の話でしょう? 動いていなかったというのはどのように証明されるのでしょうか?」(県民安心センター 報道係のキタムラさん)
捜査の過程を質問したにもかかわらず、仮定の話にすり替えて下さいました。事件の捜査の経緯を改めて質問したところ、
「事件を進めているので、取手警察署になります。私の方から副署長に連絡しておきます。その前にあなたの身分確認を。どちらのどなたでしたか」
県警の代表電話の受付の女性、県民安心センターのクロヌマさん、電話に出たキタムラさんには媒体名と、ライター名と趣旨は伝えてあるのですが、茨城県警には四度目になります。
「媒体名?っていうのは何ですか? ちょっとわかりません」
インターネットメディア、新聞、雑誌等を媒体という普通名詞でまとめるということは、茨城県警の報道係では周知されていないようです。
「ちょっと、そんな意地悪しないでくださいよ。私をディするのは構いませんけど。質問の趣旨もイマイチわかりませんけど、すぐに副署長に伝えておきますから」(キタムラさん)
趣旨も分かっていないのに伝言とは奇妙な発言です。再度説明の後、取手警察署の副署長フジタ氏に電話したところ、
「私は取材も受けたことありませんし、県民安心センターに確認して折り返します」という対応。
記者はバカにされているのでしょうか。
「私、人をバカにしたりするのは本当に嫌いなんで。バカにしてません」とのことで後ほどの折り返し電話を待つことに。
参考記事:女子大生へ自白強要! 嘘をついた愛媛県警に取材したところヘラヘラ対応されました 「TABLOなんて知らないし」
10分以内に電話をくださるとのことでしたが、電話がなかったのたので、他の電話対応中に着信アリ。折り返すとフジタ副署長の代わりに、刑務課長のフルイさんが10分近くも中身のない話を繰り返しました。ようやくフジタ副署長が電話口に出ると
「県セ(県民安心センターの略)から了解を得てかけてきた事実を確認できませんでしたので、電話を切らせていただきます」と取材拒否でした。
宮崎文夫容疑者が指名手配にあってから、7月23日午前に静岡県と愛知県でもあおり運転の被害に遭った方から110番通報があったことが判明。静岡県警に取材してみました。
「アナタ様はインターネットニュースを個人でしている方ですか? TABLO? 在籍しているかを確認した上での対応になります。宮崎文夫の事件?? 茨城県警? 私、広報課の方では分かりません」(静岡県警広報課キシバタさん)
愛知県警の広報課は、
「ああ、そういうことですね、担当の方にかわります」(愛知県警広報課コヤナギさん)
と、物わかりの良さな女性が男性の担当者につないでくださったのに。
「答える立場にありません。複数の人間で合議を行ないますから。何とも言えません。一週間もあれば何らかの回答はできると思います」(愛知県警広報課 コジマさん)
という具合。
善良市民を恐怖に陥れたあおり常習者の被害者の通報を蔑ろにしていた組織という自覚は全く感じられません。難関公務員試験を突破したエリート達は一般人の想像を絶する曖昧話法で取材をあしらってくださいました。(文◎九頭竜腐流腐流)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
閉会中審査でも本部長は隠ぺい否定 捜査2日間中止…署内から「隠ぺい?」声も
KYTニュース / 2024年7月19日 19時56分
-
鹿児島県警不祥事 県議会で野川本部長らが改めて説明 署員「隠ぺいではないか」発言も
MBC南日本放送 / 2024年7月19日 19時25分
-
「踊る大捜査線」の室井管理官はそんなにえらいのか?キャリアとノンキャリアに確執はあるの?…刑事ドラマとは違う「警察のリアル」【元事件記者が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月15日 12時15分
-
未曽有の化学テロから30年、今も続く特定人物のつるし上げ 松本サリン事件「犯人視報道」の教訓
47NEWS / 2024年7月14日 10時30分
-
〈鹿児島県警・情報漏えい〉不祥事の発端となった医師会職員の“強制性交疑惑”。県警は捜査前から「事件にならない」と告訴された職員と元警官の父に伝えていた! 医師会幹部は「捜査は途中から一生懸命」と会見で口を滑らし…
集英社オンライン / 2024年7月7日 9時0分
ランキング
-
1立民・野田氏、代表選出馬に慎重=「保守系」望ましい
時事通信 / 2024年7月22日 16時19分
-
2東海道新幹線の復旧遅れ 「衝突した保守車両、破損ひどく」
毎日新聞 / 2024年7月22日 20時54分
-
35歳娘と52歳父親の遺体見つかる 父親はダムに浮かんだ状態、娘は橋の付け根の土台に横たわる
MBSニュース / 2024年7月22日 19時15分
-
4「金を出せ」郵便局に強盗 “刃物”を持った30代くらいの男が現金約150万円を奪って逃走 奈良・下市町
MBSニュース / 2024年7月22日 21時40分
-
5「妨害するつもりはなかった」“ひょっこり”運転の男 初公判で起訴内容を否認
チバテレ+プラス / 2024年7月22日 18時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)