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ASKA容疑者が自供「暴力団から覚せい剤」卸元は行方不明か?

TABLO / 2014年6月19日 11時15分

ASKA容疑者が自供「暴力団から覚せい剤」卸元は行方不明か?

 

 ASKAこと宮崎重明容疑者の三度目の逮捕は覚せい剤使用だった。そして供給元が暴力団である事をついに喋り始めた。通常だと、覚醒剤の所持、使用等の再逮捕はないと言われている。一回目の逮捕で、公判を維持するのが通常のケースである。

 では再逮捕は何を示すのか。警察はよほど深くこの件を追求していると思われる。一回の逮捕で10日間の拘留。その後、拘留延長で最大10日間の拘留が法律で認められている。つまり検事拘留を含めて最大22日間である。

 ASKA容疑者の場合、今月の17日の逮捕から1ヶ月経った。拘留を延長せずに、三度、逮捕したということから、ASKA容疑者が「完落ち」、つまり完全自白したとみてよいだろう。

「暴力団から入手した」と自供していることが大きい。捜査当局は、ASKA容疑者から具体的な入手先を訊きだし、卸し元まで捜査の手を伸ばしたいのだろうが、果たしてそこまで及ぶかどうか。

 というのも元々、ASKA容疑者の薬物疑惑が報道されたのは昨年の8月の週刊文春のスクープだったが、実はその後入手先とされた人物X氏は所属する組織から、すでに破門状が出されているというのだ。X氏はASKA逮捕後、所在が知れないとされている。業界用語で言うところの「体をかわす」である。

 また、重度の覚せい剤中毒者だったASKA容疑者だけに、入手先が一か所だけだったとは思えない。覚せい剤やMDMAの入手は簡単で、ましてASKAのような大量注文者はどこでもVIP客扱いされるはずだ。薬物の中身の質を追い求めた結果、入手ルートは複数に渡ると考えるのが自然だ。

 では、懸念されている芸能界薬物汚染地図はどこまで明らかになるのであろうか? じつはASKA容疑者の逮捕後に某大物ミュージシャンのダンサーが逮捕されている。しかし、その後48時間以内に釈放されている。これは捜査当局の勇み足であったのか、それとも何か見えない大きな力が働いたのだろうか

 ASKA容疑者の今後だが、すでに自供しているので近々保釈が認められ、シャバに戻る日も近いと思われる。その時、再びマスコミはASKA一色に染まるだろう。

 Written by 西郷正興

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