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ろくでなし子逮捕、女性器3Dデータ配布容疑...あの女流作家が「私のサゲマンのせいかも」

TABLO / 2014年7月14日 15時0分

ろくでなし子逮捕、女性器3Dデータ配布容疑...あの女流作家が「私のサゲマンのせいかも」

 

 7月14日、3Dプリンタで女性器を型とって出力していたことがわいせつ電磁的記録頒布容疑で、女流漫画家「ろくでなし子」さんが逮捕された。

「思い出したように逮捕する」警視庁の手口は相変わらずだが、意外な人物がこのろくでなし子さんの女性器モデルとなっていた。いや、なるはずだった。作家の岩井志麻子さんである。

「つい先日、東スポ(東京スポーツ)対談でお会いしました。そこで私も彼女にナニの型を取ってもらい、石膏で3Dマン拓を作ってもらっている最中だったんですよ! それがさっき、猥褻物の頒布罪で逮捕とのニュースが。先ほど東スポの人から連絡があり、記事は飛びました。私の3Dマン拓も未完のままになりそうです」と語る。

 ろくでなし子さんは容疑を否認しているようだが、猥褻モノ関係に関しては、条例が厳しい県や東京都を管轄とする警視庁もたびたび、ターゲットを絞っていきなり逮捕することがある。僕が勤務していたワニマガジン社でも数年前、直属の上司が、雑誌の付属のCD-ROMのモザイクが外れていたか、薄かったかのどちらかで逮捕された記憶がある。

 ところで、せっかくの企画がボツになった岩井さんは残念そうに、続いての次のようなコメントを寄せて頂いた。

「私のサゲマンぶりは女にも効く! というのが一番衝撃でしたね。ていうか、猥褻の定義がますますわかんなくなりましたよ。ネットにいくらでも無修整画像あるし、大人の玩具店にはチンマンな製品たくさん、各地に道祖神もあるのに。なぜ、ろくでなし子さんが狙い撃ち?」

 確かに、どこまでが猥褻かの線引きがあいまいな逮捕だった。岩井さんの「道祖神まで」という言葉で思い出したが、東京のど真ん中、歌舞伎町の花園神社の奥で巨大な男性器を祀っていることもいけないのだろうか。当然ながら、それは誰でもお参り(閲覧)できるのだが。

Written by 久田将義(東京ブレイキングニュース編集長)

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