岡山小5女児監禁事件でマスコミが「オタク差別」を繰り返すのはなぜか

東京ブレイキングニュース / 2014年7月22日 16時0分

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 岡山で起きた女児誘拐監禁事件で、マスコミによるオタクバッシングが加熱している。内容はいつものごとく「犯人の部屋にアニメ絵のポスターが貼ってあった!」「ゲームと現実の区別がつかぬオタクならではの犯行だ!」といった具合に、ふんわりと児ポ法に繋がるような語り口で統一されている感がある。

 また倉田真由美氏などは真相報道バンキシャ!(日本テレビ系)に出演した際に「男性が女児と一緒に歩いていたら声掛けした方がいい、もし親子なら勘違いだったと謝ればいい」などと極論をのたまう始末。こんな意見が通用する世の中になったら、娘が産まれてしまった父親は子供と外出する度に性犯罪者かのように見張られなければならないのである。

 ついでに言えば、子供が犠牲になる事件の加害者は何も男だけではなく、当然ながら女(母親)だっている。という事は、倉田氏の言い分を採用するならば、女性も男性も等しく子供を傷付ける可能性があるのだから、子供が産まれたら即座に施設に入れて、親から引き離して育てるべきだろう。親が子供に会いたくなったら、年に何度か鉄格子越しにでも面会すればいい。

 このような言い方をすると鼻で笑われるだけだと思うが、倉田氏に代表される極論家の言い分を真に受けるならばこのような結論にしかならない。しかも不思議なのが、このような暴論・極論が飛び出すのは、決まってオタク属性と看做された男性が何かしでかした場合だけなのだ。

 例えば、パチンコ屋の駐車場に子供を置き去りにして熱中症で殺す母親が報道された場合に、誰かひとりでも「女にパチンコなどやらすな! いやむしろパチンコ自体を禁止しろ!」と主張した人間がいただろうか?

 例えば、秋田児童連続殺害事件の際に犯人が畠山鈴香(無期懲役) であると発覚した際に、誰かひとりでも 「シングルマザーから子供を取り上げろ!」 とコメントを発した人間がいただろうか?

 こう考えてみると、メディアが勝手に「オタク男である」と決め付けた人間が犯人だった場合だけ、ヤケに差別的・暴力的な切り捨てられ方をすると感じるはずだ。

 マスコミがどうしてそのような報道姿勢になってしまうかについては、ハッキリした理由がある。中でも大きいのは「オタクを差別する分には抗議が少ない」という点だ。

 これが仮に上で挙げた例のように女性批判かのように受け取られると、それはそれはあちこちから火矢が飛んでくる。特にワイドショーなどは暇な主婦がメインのお客様なのだから、そこを敵に回すのは何が何でも避けたいところだし、抗議団体がスポンサー企業に当たり散らす事も回避したい。

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