HKT48・宮脇咲良に暗雲 K-POPアイドル『IZ*ONE』が投票操作疑惑で活動ストップ 韓国芸能界の闇
TABLO / 2019年11月10日 7時30分
HKT48メンバーの宮脇咲良さん、矢吹奈子さん、AKB48メンバーの本田仁美さんが所属するK-POPアイドルグループIZ*ONEの活動存続が危ぶまれ、話題となっています。
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彼女たちが誕生するきっかけとなったのが、2018年6月に放送が開始された日韓合同オーディション番組『PRODUCE48』(Ment)。同番組は、日本人、韓国人の候補生57人を視聴者投票により当落を決め、最終的に残った12人のメンバーがIZ*ONEとしてデビューするまでの過程を追ったもの。
彼女たちは同年10月29日にデビューすると、デビュー作が世界10カ国のiTunes配信チャートで1位を獲得したほか、米ビルボードワールドアルバムチャートにも9位にランクイン。日本初お披露目は12月5日放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、大いに話題となりました。
さらに年末に開催された“アジア最大級の音楽授賞式”を謳う「Ment Asian Music Awards2018」で女性新人賞とニュー・アジアン・アーティスト賞を受賞するなど、滑り出しから快進撃を見せたのです。
2019年も絶好調そのもの。年始には韓国の各音楽授賞式で新人賞を獲得しまくり、4月発売のアルバムはK-POPガールズグループの「歴代最高初週売上」を記録し、6月発売の日本限定シングルはオリコン初登場1位にランクイン。このままトップアイドル道を歩み続けると思われていた矢先。
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「10月、『PRODUCE48』の投票操作疑惑により、オーディションに参加した一部事務所に警察の家宅捜索が入ったことが報道されました。それにより、かねてから投票数に疑念を抱いていたファンたちが、『このメンバーが投票操作されたのでは』『明らかに投票数の上がり方がおかしい』などと推理。そして11月5日、『PRODUCE』シリーズの統括プロデューサーを務めるアン・ジュニョンが逮捕されるに至ったのです」(芸能記者)
逮捕容疑は詐欺や背任収賄。韓国のニュース番組では、「事務所側から風俗店で40回以上も接待を受けていた」「総額1億ウォンを超える」「アンプロデューサーは投票操作を認めた」などと報じられています。
そこで懸念されたのはIZ*ONEの今後の活動について。ファンたちはSNS上で、「まあ明らかに票数おかしかったもんね。でも活動に支障出たりするのかな」「デビューしたメンバーには矛先が向かないでほしいな」と心配しますが、案の定、11月11日に予定されていた、最新曲のメディア向けイベントの中止が発表。同時にアルバムの発売も延期に。ファンは「延期か、なら、発売はされるんだよね」と不幸中の幸いとばかりに胸をなでおろします、が。
11月8日、同アルバムの予約購入分に対して全額返金処理を行うことが発表されたのです。これにファンたちは深刻さを把握。「全額返金ってさすがにやばくない? ことが大きくなりすぎてる」「彼女たちの活動停止や解散はだれの救済にもならない」「彼女たちは何も悪くないのに。メンバーもみんなもカムバックを楽しみにしてたのに」と、今後の活動の不透明さを心配します。
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余談ですが、なかには公式サイトではなく韓国のECサイト「Q0010」で予約購入したファンたちの、「絶対Qoo10返金してくれないよ! どうしよう」「公式で買えばよかった…」といった嘆きもちらほら。
一方、この問題についてしっくりこない日本のファンのこんな声も、日本人なら納得できるのではないでしょうか。
「順位操作問題が犯罪とはどうもしっくりこない。推しが落とされて怒ったファンが弁護士を雇って事件にしたわけだが。何度も言うが、視聴者の声だけでデビュー決めるなんて本当にあり得ないんだよ。プロの視点で決めるべきもの。アイドルに公共性求めるのって、やっぱりおかしい」
「レコード大賞は昔から買収の出来レースが暗黙の了解で視聴者に知られているし、現に2015年にレコード大賞を受賞した三代目J Soul Brothersの所属事務所が審査員に1億円あまりの裏金を渡していたことを、翌年に週刊文春が報じたことがありました。さらに遡れば、2005年には当時の審査委員長に対して『審査委員長を辞めろ』などという金銭スキャンダルを暴露する怪文書が出回ったあげく、自宅で謎の焼死を遂げるという“怪死事件”がありました。不可解な点ばかりなのに警察は“事件性なし”と断定し真相は闇の中……といった記憶がある日本人にとって、今回の騒動は『大したことでもないのに』と映るのかもしれません」
ともあれ、日本も韓国も、時代とともに芸能界が透明化しつつあるのは事実。罪のないIZ*ONEメンバーの今後の活動再開を願いたいです。(文◎じゅる王)
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