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ASKA被告の薬物「暴力団ルート」に多数の芸能人が関与か

TABLO / 2014年8月27日 17時0分

ASKA被告の薬物「暴力団ルート」に多数の芸能人が関与か

 

ASKAにクスリを売っていた暴力団幹部ら逮捕...さらなる芸能人の検挙は? 

 覚醒剤使用などの罪で起訴されたASKAこと宮崎重明被告に合成麻薬(MDMA)を譲り渡したとして、暴力団幹部の男ら2人が警視庁に逮捕された。

 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の無職Y容疑者と世田谷区の住吉会系暴力団幹部A容疑者の2人だ。Y容疑者らは今年3月、東京都目黒区にあるASKA被告の自宅ガレージで、MDMAの錠剤100錠を50万円で譲り渡した疑いが持たれている。

 MDMAや覚醒剤はY容疑者から購入した。Y容疑者なら手に入るのではないかと思い、自分から持ちかけた......ASKA被告のこうした自供から、Y容疑者らの関与が浮上した。だが、取り調べに対し2人はいずれも「身に覚えがない」と容疑を否認している。ASKAが自供した「暴力団ルート」はまずY容疑者が、A容疑者からMDMAなどを入手。それをASKA被告に少なくとも1年以上前から複数回にわたり譲り渡していたとされる。

 また、A容疑者が所属する住吉会系暴力団は「新宿の薬局」と呼ばれるほど、薬物の卸元、供給源として有名だった。警視庁は大量の覚醒剤やMDMAが、この暴力団から流れているとみていると発表。ASKA被告が今回摘発したルート以外からも薬物を入手していたとみて全容解明を進めている。

 ASKA被告の初公判は、28日に東京地裁で開かれる予定だ。この暴力団幹部の所属する組織も21日にガサ入れがあったが、このガサ入れは実はASKA被告の供述だけではなく、今回逮捕された二人から覚せい剤等を買ったという、別の客筋も逮捕されており、それらの供述もあったようだ。

 つまり、薬物の「流通ルート」として寿命が来ていたということだろう。裏社会でY容疑者は、「芸能人との関係を吹聴していた」(周辺の関係者)という証言もあり、必要以上に目立っていた様子が伺える。本サイトでも何度も報じている元オリンピック選手の岡崎聡子受刑者も逮捕前、今回関係する組織事務所に頻繁に出入りする姿が目撃されていた。

 また、このY容疑者の「芸能人自慢」では、ASKA被告以外の芸能人の名前も多数挙がっていたとも言われ、今回の両容疑者逮捕で怯えている芸能関係者も多いという。さらに元大物暴力団関係者の関与も囁かれ、ASKA被告周辺で次々と逮捕者が出てきてもおかしくない状況となっている。そのXデーは、「秋の覚せい剤取締り月間」の前後だろう。覚せい剤撲滅キャンペーンのPR効果を考えると、そのタイミングで、「芸能人」がその生贄になる可能性が高いといえる。

Written by 西郷正興

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