汚物攻撃にエロ落書き...捕捉された万引き犯のトンデモ報復

TABLO / 2014年9月27日 14時35分

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●万引き犯の報復...主婦が高校生がとんでもない暴挙に!

 万引き犯を捕捉してバックヤードに連行すると、捕捉されたことの恥ずかしさや犯行に及んだ自分の愚かさを悔いるのか、顔を上げられなくなる者が多い。その一方、捕捉されたことを悔しがる万引き犯も多数存在しており、報復行為に及ぶ者までいるから始末が悪い。今回は、捕捉された万引き犯による卑劣な報復行為の数々を、ここに紹介したい。

  陳列された商品を損壊してまわるのは、典型的な報復行為といえるだろう。スナック菓子や煎餅を砕いて回る小学生をはじめ、様々な商品を開封して歩く老女もいれば、刺身や精肉などの生鮮食品を体温で温めて変色させることで商品を損壊する主婦もいる。

 なかには店内設備に怒りをぶつける者も存在しており、捕捉された店の系列店を渡り歩いてトイレ詰まりを引き起こし続けた男子高校生や、店舗の駐車場内にある車のタイヤを次々にパンクさせて歩く浮浪者、それに店舗入口などの鍵穴に瞬間接着剤を注入して回ったサラリーマンもいた。さらに酷いケースになると、針をはじめとする異物を商品に混入したり、トイレットペーパーや商品の衣類に火を放つ者まで存在するので油断できない。

 ここに、逆恨みにから店舗設備を損壊させたことにより、大きな被害を生んだ一例を挙げておきたい。数年前、関東郊外にあるショッピングモールで、高校生による集団万引きの集中摘発を実施した時の話だ。

  悪そうな高校生四人組を捕捉した翌日に出勤すると、真っ白であるはずの外壁が、真っ赤なスプレーで書かれた卑猥な言葉で埋め尽くされていた。警察を呼び、防犯カメラの解析を進めたところ、前日に捕捉したグループによる犯行であることが判明。犯行時間をみれば、警察から帰宅を許された直後に立ち寄っており、なんら反省していないことも明らかとなった。

 まもなく逮捕された彼らは、その後、百数十万円にも及ぶ賠償金を各自の保護者が分担して支払うことで和解を成立させたという。これほどまでにくだらないことで、多額の賠償金を支払う破目になった親御さんの気持ちを思えば心が痛むが、これを機に彼らが更生してくれていることを願いたい。

  また、汚物を撒き散らすという、迷惑極まりない報復行為も散見される。店内に痰を吐き散らかすのは少年にありがちなことといえるが、商品にハナクソをつけて回る小学生を見た時や、寝具売場の死角で小便を放つ者を見た時には驚愕させられたものだ。また、警察が到着するまでトイレを我慢させられたことに怒り、事務所で尻を出した高齢者もいたが、これは報復というよりも「堪え切れずに」という感じが強かったように思える。その場にいれないほどの臭気を嗅がされ、軽い殺意を抱いたのは言うまでもない。

 さらには、自分が捕捉されたドラッグストアに、脅迫状を送りつけてきた男もいた。その手紙を読めば、自分が刑務所にいる間に家族が無理心中してしまったらしく、服役するきっかけを作った店長や保安員のことが許せないと逆恨みする内容であった。手紙の文中には「恨み」とか「殺す」などといった単語が頻繁に使われており、その類の言葉だけは赤字で書くという念の入れようだ。相当に深い恨みを抱いているように思えるが、自分の愚行を棚に上げて全てを人のせいにする男の思考は理解できない。

 警察に相談して調べてもらうと、封筒に書かれていた差出人は実在する人物で、この店で捕捉された経験を持つ元商店主の男であることがわかった。男の家族が心中したことも事実で、奥さんと二人の子供が亡くなられているという。実際に捕捉した保安員に聞けば男のことは記憶にないというので、捕捉した時にトラブルがあった訳ではなさそうだ。しかし、手紙の内容に嘘はなく、脅迫状を本名で送りつけてきたところからすると、ただの脅しで片付けるわけにもいかない。被害届を受理した警察は、男の所在を確認するべく自宅まで見に行ってくれたが、すでに引き払われて更地になっており、その行方は不明のままであった。

 それから一年足らずの間に、届けられた脅迫状は六十通を超えた。いつ訪れるか分からない犯人に対する恐怖から店長は異動を申し入れ、保安員は現場を外れることで難を逃れてはいるが、犯人が逮捕されるまでは安心できない。そんな状況が続いていたある日、男の身柄が確保されたという一報が入った。店舗近くのスーパーで、数本の酒を盗んで捕捉された男の所持品から、脅迫状が出てきたというのである。またしても服役することになった男の恨みは、出所までに晴れてくれるだろうか。歪んだ感情を爆発させてしまえば取り返しのつかない事態を招くことにもなりうるので、すべてを忘れて、残りの人生を全うしてくれることを願うばかりだ。

Written by 伊東ゆう

Photo by Ines Njers

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