ASKAに続く薬物疑惑の元選手「周辺で裏社会が動いている」
TABLO / 2014年10月3日 16時27分
Photo by SCRAMBLE / ASKA
覚醒剤取締法違反などで有罪判決が確定した歌手ASKA(56)と愛人関係にあったとされる栩内香澄美被告(37)の第三回公判が2日、東京地裁で開かれた。
この日は被告人質問で、ASKAとのセックスや逮捕当日の生々しい様子が語られるなど、法廷が騒然とする場面もあった。栩内容疑者は今後も無罪を主張すると見られ、法廷闘争は今後も続きそうだ。一方、当のASKAは有罪確定により一段落した感があるが、この事件は奥が深い。裏社会では思わぬところで騒動が起きている。
昨年夏の週刊文春にASKAの薬物疑惑が記事となった。その時に初めて、警察は動いた。その動きを察知して、いち早く覚醒剤を抜きに走ったのは某有名スポーツ選手Xだ。この選手Xは、週刊文春誌上では都内足立区の某病院に糖尿病の治療で通っている、と弁明していた。では、この病院は一体どんな施設なのか。事情に詳しい関係者が語ってくれた。
「足立区S地区にある救急もやっている総合病院です。裏社会の一部では、"シャブ抜き"の点滴を打ってくれることで有名。とはいっても誰でも受け入れるわけではなく、誰かの紹介が無いと面倒を見てもらえません」
"シャブ抜きの点滴"は覚醒剤などの薬物中毒者にはよく知られているようで、濃度の濃い尿意の催す成分を血管から体内に入れて、肝臓の動きを早めるものだという。覚醒剤の尿反応は使用から一週間が期限とされるが、"シャブ抜きの点滴"によって、1~2日で尿の覚醒剤反応を消すことができるという。
この有名スポーツ選手の動きと合せるように迅速に動いたのが、芸能ルートに薬物を流していた裏社会の人物である。ASKA逮捕より、この有名スポーツ選手Xの逮捕のほうがはるかにダメージが大きいと判断。しかも、組織の母体を揺るがす事態だと考え、あるルートを使い政界を動かした。それほど、スポーツ選手Xとは昵懇であったようだ。
「その窓口となったのはVシネマの俳優などが多く慕う、ある組織の大物組長でした。だから実際に名前が挙がっていた暴力団関係者は、未だに逮捕されていないんです」(週刊誌記者)
ASKA関連で逮捕されたのは、"新宿の薬局"と称される某組織の所属組員だったが、実際にはASKAに数回売っただけの関係だったといわれている。
「しかも、組織ぐるみではない。おいしい上客として逮捕された組員がASKAを自分だけのモノにしていたようです。もちろん、有名スポーツ選手Xの"入手ルート"も別だったようです」(前出・週刊誌記者)
あの一連の報道後にスポーツ選手Xは報道各社に対し、告訴の動きを見せるが、実際に訴訟に至ってはいない。ロレツがまわらないなど健康不安も囁かれる姿は、どう見ても正常ではない。どうか一刻もはやく元気な姿を見せて、薬物疑惑を堂々と否定してもらいたいところだ。
Written by 西郷正興
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
元文春エース記者 竜太郎が見た! 「Z李」逮捕、有名インフルエンサー〝裏の顔〟芸能界や格闘技界も捜査か 「トクリュウ」への関与や薬物逮捕経験者と繋がり
zakzak by夕刊フジ / 2024年11月19日 6時30分
-
覚醒剤所持の罪 建設会社の前の社長の男に執行猶予付きの有罪判決
ABS秋田放送 / 2024年11月14日 18時5分
-
「お金パッとくれる人でラッキー」紀州のドン・ファン事件 『毎月100万円』『性交渉なし』など条件に結婚 元妻が赤裸々に供述...「野﨑さんが覚醒剤の購入を依頼」密売人との接触認める【被告人質問詳報・前編】
MBSニュース / 2024年11月10日 11時56分
-
グラミー賞受賞ラッパー ギャングのリーダーとして告発された裁判で有罪認める
東スポWEB / 2024年11月1日 11時26分
-
米有名極悪ラッパーのテカシ・シックスナインが裁判に遅刻 薬物陽性反応が出て投獄
東スポWEB / 2024年10月30日 15時50分
ランキング
-
1「タイミー」を橋本環奈"パワハラ疑惑報道"直撃? CMキャラが中居正広に差し替わったと思われたが…
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月25日 9時26分
-
2「順調に“子持ち様”化」有吉弘行、優先エレベーターでの「お前降りろよ」発言が物議
週刊女性PRIME / 2024年11月25日 16時30分
-
3セクシー女優時代に妊娠が発覚、未婚の母に「ファンの皆さんが、息子のパパたちです」決意の先にあったもの
日刊SPA! / 2024年11月25日 15時54分
-
4日本テレビ、裁判終結の松本人志の復帰「何も決まっていない」 吉本側から報告&謝罪も
スポーツ報知 / 2024年11月25日 14時57分
-
5「ほんとズレてる」岡村隆史、不倫発覚の盟友を“中学生レベル”の擁護発言で炎上
週刊女性PRIME / 2024年11月25日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください