イスラム国「参加計画」騒動の内幕を渦中のジャーナリスト常岡浩介氏に聞いた

東京ブレイキングニュース / 2014年10月11日 21時0分

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▲今年のGW、常岡宅を訪問。羊肉の塊を持参し二人で食べた。

 17年来の付き合いであるジャーナリストの常岡浩介が10月6日にガサ入れを受けた。撮影機材やパソコン、携帯電話などを持って行かれたという。彼はいままでアフガンで半年ほど拘束されたり、モスクワで一週間、取り調べられたり、拘束中にデング熱にかかったりしている。また、最近ではエボラ出血熱が流行している西アフリカへ行った後、シリアのイスラム国へ出かけたりと、今までの過酷な体験に懲りずにガンガン出かけていた。

 このように彼が危ない橋を渡って取材を続けていたからといって、いきなりガサ入れを受ける筋合いはない。今後、秘密保護法の施行を前にジャーナリストの動きを国は封じるつもりなのだろうか。いったいどういうことなのか。ねぎらいがてら電話して、事情をきいてみた。

ーーガサ入れはどんな様子で行われたの?

「10月4日の午後4時半頃、公安部外事三課の7人がうちにやってきた。警察の手帳を見せるので『何事ですか』って驚きながら言ったら『家宅捜査令状が出ている』と言われた。令状を見せてもらうと被疑者の名前が北大生の名前になっていて僕の名前がない。罪名は私戦及び陰謀。僕の名前がないということより、私戦及び陰謀で警察が動いたというのがびっくりした。家宅捜索の内容に関して、令状のページをめくったところに、『この事件の捜査のために常岡の自宅を捜索し、パソコンや航空券などを押収する』という内容で書いてあった。そう書いてあると自分の事件じゃなくても拒否できないことになる。

『これから作業しますけども私たちを撮影したり録音したりすることはできません』と言って、身体検査をしてきた。猛烈な勢いで自分たちが逆取材されることを恐れていたみたい。捜査員は全員男。若いのは30歳のようだったし、親分は警部。所轄の警察でもないということは、完全に国家警察として動いてる。最初に言われたのが家宅捜索令状。家宅捜索をしつつ、任意で同行をお願いしたい、とも言われた。

 任意同行については『ガサ入れが単なる取材妨害であるので、こちらから協力することはありません。必要があれば逮捕して正式に取り調べして下さい』と言って拒否した。

 彼らは夜8時半ぐらいまでいて、ラップトップ2台にタブレット1台。スマートフォンと携帯は、使ってない古びたものまで合計7台ぐらい、段ボールに入れて持って行かれた。その中には、僕がリビングで荷作りしていた機材もあった。ガサ入れの翌日出発の予定だったので、妨害する気だったんでしょう」

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