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辻仁成がゴーン被告ツイートで炎上 『オールナイトニッポン』の頃から熱い男だったのでデフォルト説

TABLO / 2020年1月13日 8時46分

画像は公式Twitterより

 パリ在住の作家、辻仁成さんのTwitterの投稿が炎上しています。

【カフェで飲み仲間たちに囲まれ『日本人はゴーンに恥かかされたな』と笑われたので『ああ、日本人は楽器箱に潜んで無様な逃亡をするような生き恥は晒せないから。さすがフランス人だな』と言い返してやったら、周りにいた飲み仲間たちが、あいつはレバノン人だぜ、と言い出して全員が慌てて頷いたので、草。】

 辻さんのキレの良さは、日本のインテリ層にも好評で拡散されていました。カルロス・ゴーン氏はレバノン、ブラジル、フランスの三カ国の国籍を持つそうです。

 

参考記事:隠れ中山忍ファンがいっせいに蠢いた! 積み重ねた努力と美貌で、ついに姉・中山美穂を抜き去ったと話題 | TABLO

 

「両親はレバノン人です。誕生から幼少期はブラジル、中学はレバノン、高校以降はフランスで過ごし、タイヤメーカーのミシュランに18年間勤務した業績が評価され、ルノーにスカウトされ、再建に貢献した経歴の持ち主です。その後、ルノーと提携した日産に君臨することになりました」(経済紙記者)

 辻仁成さんは1985年にロックバンドの「ECHOES」のボーカリストとしてデビューしていました。ニュー・ウェイヴの洋楽の音を取り入れた日本のパイオニア的なバンドです。U2やポリスを彷彿させるようなクールなサウンドにシニカルな散文的な歌詞をのせていました。「いじめ、家庭崩壊、オンラインゲーム依存を予測するような内容の歌詞は、時代の先を読んだ洞察力の賜物。辻さんは、元祖『意識高い系』ではないでしょうか」(音楽ライター)

 辻さんはニッポン放送の人気バラエティ番組『オールナイトニッポン』のパーソナリティとしても活躍なさいました。1987年から1989年まで月曜日を担当していました。リスナーからのハガキに対してトークではなく選曲で答えるという斬新なスタイルを辻さんはとっていました。

 一方で『J’S BAR』企画でゲストを迎えてのトークもしました。1989年に「ピアニシモ」ですばる文学賞を受賞、1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞しています。プライベートでは、一般人、女優の南果歩さん、中山美穂さんと三回の結婚離婚をしているシングルファザーです。元祖意識高い系の辻さんの今後の発言も目を離せません。(文◎鎚鋸多漏)

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