【3D性器データ】ブレずに闘うろくでなし子氏とハシゴを外した北原みのり氏

東京ブレイキングニュース / 2014年12月29日 19時0分

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 マンガ家・芸術家のろくでなし子が、3Dプリンター用の自身の性器データを支援者らに送り付けたとして、わいせつ電磁的記録頒布の罪などで起訴された。これは性器を型どったボートを川に浮かべる企画へ出資してくれた人へのお礼として、ボート制作に使用した性器データを送付したことが「わいせつ物をばら撒いた」とみなされ、起訴に至ったもの。彼女は今年7月にも同様の容疑で逮捕されたが、そちらは処分保留となっていた。

 また、ろくでなし子を雇用する立場であり、彼女の逮捕の不当を訴えていた北原みのりも、経営するアダルトショップにろくでなし子の性器を模した作品を並べていたことからわいせつ物陳列罪容疑で逮捕されていたが、こちらは北原が容疑を認め30万円の支払い命令が下った。

※参考リンク

・ろくでなし子逮捕は新技術に対する威嚇か? 女性器3Dデータ配布騒動

・オタクは規制、芸術はOK...ろくでなし子事件で「自称フェミ」がトンデモ大暴論

・ろくでなし子氏と北原みのり氏逮捕に「ざまあみろ」の声が上がる背景

 さて、ネット上では北原のこれまでの差別的な言動に反感を持った人々が中心となり、ろくでなし子も一緒くたにして批判を展開していた(私も含む)が、一連の騒動が進む中で "ろくでなし子" と "北原みのり" の違いが鮮明となってきた。今後は両者を同一視して語ってはならないのではなかろうか。

 というのも、今回の公判でろくでなし子の主張はまったくブレず、「性器はわいせつ物ではない、よって私の活動に違法性はない」と繰り返し述べていた。これは "好意的に見れば" 刑法175条のわいせつの定義への問題提起であり、改正のための戦いだと受け取ることもできよう。少なくとも、ろくでなし子はそう主張していいだけの身体の張り方をしている。(ただし現状では違法性が消える訳ではない)

 ろくでなし子のブレなさは痛快と呼べる域まで達しており、公判中に「マ○コ」を連呼したことから、裁判官が「それ以上マ○コって言わないで! マ○コって言うなあ!」とムキになるというコント的な展開をもたらした。この性器の呼称をめぐるバカバカしさ、アホらしさ、どうでもよさを演出できた時点で、ろくでなし子の技ありではないかと思う。

 現在の日本の法曹は、小学生の「バカって言った方がバァ~カ!」的なレベルで「マ○コって言ったら犯罪者! わーわー!」という笑うに笑えない状況にあるようだ。以前モンティ・パイソンのコントで同じようなネタを見た気がする。このくだらなさを世間に知らしめた点だけでも、ろくでなし子の戦いを評価したい。

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