「街の声」は自民党有利!? BPOに寄せられたご意見|プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.76

東京ブレイキングニュース / 2015年1月6日 15時0分

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Photo by 放送倫理・番組向上機構ホームページより

 

 昨年2014年は「BPO」がいろいろ話題になった一年だとも思う。BPOとは「放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関」(HP)。

 年初には日本テレビのドラマ『明日、ママがいない』が人権侵害だという申し立てを受けた。夏には「LINE府議」が「こいつキモい」とテレビで言われたことに対し申し立て、最近ではフジテレビ『IPPONグランプリ』に対して佐村河内守氏が「笑いのネタにされた」と申し立てた。

 当事者だけではない。視聴者からの「この報道や放送はいかがなものか」というご意見もBPOには寄せられている。HPで読むことができるのだが、これが鋭いご指摘の連発なのだ。私が印象的だったものをピックアップしていきたい。最初はこちら。

《大量殺人を取り上げ、殺人シーンや"再現VTR"、実際の映像などが多く紹介された。嫌なら見なければ良いのだが、まさかここまでグロテスクな内容だとは思わず見てしまい、凍り付いたままチャンネルを替えることができなかった。》

 思わず見てしまったという悔い。「嫌なら見なければ良いのだが」というジレンマとの戦い。気が緩む年末年始はじゅうぶんな注意で対応できただろうか。こういうご指摘もあった。

《芸人の寝起きに、逆バンジーを仕掛けるという企画をやっていた。人間が寝ている状態では循環機能が低下しており、意識も消えている。この状態で逆バンジーをすると、心停止などの危険性が考えられる。また、就寝中の芸人のベッドにバンジー装置を仕掛けるために、》

 分析はこのあとも続く。最後は「人間は驚くと何が起こってもおかしくない。」と忠告していた。参考にしたい。次はこの指摘。

《バラエティー番組で、わざとらしく「わー」や「えーっ」という観客の声が入ることがあるが、観客の声に気持ちがこもっていない。》参考にしたい。次はプレゼントの方法についての怒り。

《最後にプレゼントがあるのだが、応募する場合、ツイッターでフォローしている人限定となっている。ツイッターをしないと応募出来ないのである。一種の差別であり、公平性に欠く。子どもの場合はトラブルもあるし、高齢者ではツイッターへの登録方法も分からない。この応募要項は、問題がある。》

 重い言葉だ。「一種の差別であり、公平性に欠く。」番組をいかに広めるかという送り手側の努力を想像してしまった自分を恥じたい。与党から「公平中立にせよ」と言われる前にプレゼント応募の公正性がここでは求められていた。公正に関してはこんな意見も。

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