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週刊少年ジャンプ『僕のヒーローアカデミア』が大騒動 主に海外から731部隊の人体実験を想起させるとの声に編集部と作者が……

TABLO / 2020年2月4日 14時28分

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画像は『僕のヒーローアカデミア 1』より

 

週刊少年ジャンプで連載されている人気漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場した新キャラクターの名前をめぐり、ネット上で物議を醸す事態となっています。この騒動を受け、同誌編集部からキャラの名前を変更するとの発表がされたものの、いまだ騒動が収束する気配はありません。

 

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問題となっているのは、3日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)で登場した、同作の新キャラクターの名前「志賀丸太」でした。同キャラは病院の院長で、慈善事業にも力を入れている一方、裏では人体実験をして高い戦闘能力を持つ改造人間の製造しているという設定。そして主人公らの敵と繋がっており、ストーリーの中で重要なキャラとなっているようでした。

しかしこの「丸太」という名前に対し、過去の史実を想起させるといった指摘が、主に海外の読者から寄せられているようです。

第二次世界大戦中に旧日本軍・731部隊が人体実験対象者に用いた呼称が「マルタ」で、被験者となったのは捕虜やスパイ疑惑のあった中国人や朝鮮人、アメリカ人などであったとのこと。

そんな中で「丸太」という名前を持つキャラクターが自ら人体実験を行い、主人公たちと敵対する存在ということで「被害者を指す“マルタ”という言葉が加害者を現すものとして根付いてしまう」といった非難が寄せられることとなったようです。

 

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こうした騒動を受け3日、週刊少年ジャンプ編集部は、『命名にあたり、作者や編集部にはそのような意図はありません』とコメント。しかし、『無関係の史実と作品を重ね合わせられることは本意ではないため』として、コミックス収録時には当該人物の名前を変更することを明かしていました。

そして、同作の作者である堀越耕平氏も、自身のツイッターで『歴史的な出来事を想起させるというご意見を多く頂いています。命名にあたり、そのような意図を込めたつもりはありませんでした』とコメント。そして『ご指摘のお声を重く受け止め、今後は名前を差し替えさせていただきます』としていました。

 

この騒動はネット上でも大きな話題となっており、Twitterなどでは

「ひどい言いがかり…」という声をはじめ、

 

「“無関係の史実”と“本意ではない”とおしゃってますが、偶然だとしてもキャラ設定があまりにも史実と被りすぎだと思っております。ご本人からその“本意”を聞かせていただませんか?」

「こういう話題で騒ぐ人がいるのは仕方ないと思うよ。俺は丸太にそんな意味があるなんて知らなかったし、ただの事故だと思うけど、そういう言い訳を許さない人は一定数いると思う」

「意図しなかったという言葉は謝罪ではありません。 どうか心からおわび願います。これは絶対に小さなことではありません」

「意図がないなら変更する必要はないし、変更しては絶対にダメ! 必ずまた難癖をつけられますよ。“そのような意図はありません。ですので、名前の変更も謝罪もいたしません。これからも作品を応援して下さい”これでいいのです」

「日本で丸太は木材です。そう説明するだけでいいのでは? 丸太は差別用語ですって認めるも同然の対応にガッカリしました」

といった様々な意見が寄せられています。

 

実際にどういった意図でキャラクターにその名前を付けたかは作者ご本人にしか分かりませんが、ネット上ではいまだ様々な憶測が飛び交っており、騒動が収束する様子はありません。(文◎絹田たぬき)

 

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