岡田斗司夫が映画『バクマン。』を酷評する理由|ほぼ週刊吉田豪
TABLO / 2015年10月14日 18時0分
様々な著名人が絶賛し、岡田斗司夫は酷評する大根仁監督の映画『バクマン。』をボクも観てきました。いや、ホント面白かったですよ! 岡田斗司夫が「漫画を描くシーンが多くて地味すぎる」とか「漫画に対する敬意と尊厳がない」とか批判していたけれど、むしろ漫画を描くシーンが地味にならないための工夫とか、漫画に対する敬意が伝わってくる感じで。
で、なぜ岡田斗司夫が酷評したのかというと、それって大根仁監督の映画『モテキ』に対してサブカル界隈の人たちが批判的だったことに近いと思うんですよね。サブカル界隈で生きてきた人間が、その思い入れの強さゆえ『モテキ』でのサブカルアイテムの使い方にモヤモヤしたように、オタキングを名乗る男は漫画というジャンルの扱い方にモヤモヤしたんだろうな、と。ちなみに大根仁監督は「岡田斗司夫に褒められたら、むしろネガティブキャンペーンになるので良かったですよ!」と喜んでました!
そして、『モテキ』であれだけ『映画秘宝』界隈で不評だった大根仁監督が、実写版『進撃の巨人』が酷評されまくるタイミングで、同じ漫画原作の実写化でこれだけ評判になっているのも、よく出来たドラマになってるなと思いました。『映画秘宝』に掲載された『進撃の巨人』についての町山智浩×柳下毅一郎対談に対してのものだと思われる、「とある雑誌の、とある対談を読んで、途中までムカつきまくり、途中から呆れて、最後は脱力で笑った。今後一切こんなヤツらに偉そうなことを言われる筋合いはない。さて、脚本を書こう。映画を作ろう」という大根監督のツイートもあったけど、次は町山さんが映画の世界でリベンジするドラマが見たい!
Written by 吉田豪
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
『進撃の巨人』劇場版の上映期間延長 第3弾の特典はリヴァイのカード!MAPPA描き下ろし
ORICON NEWS / 2024年11月19日 18時0分
-
『進撃の巨人』第2週目の特典はミニ色紙 「進撃のスクールカースト」エレン&ミカサ&アルミンの姿
ORICON NEWS / 2024年11月12日 18時0分
-
劇場版『進撃の巨人』公開3日間で興収2.4億円突破 週末観客動員ランキング1位
ORICON NEWS / 2024年11月12日 15時12分
-
梶裕貴、10年かけてエレンとひとつに「本当の意味で人間性を理解できた」
ORICON NEWS / 2024年11月9日 12時43分
-
梶裕貴『進撃の巨人』後編の収録は心身ボロボロ「エレンとリンクしたのか、心を込めて演じられた」
ORICON NEWS / 2024年11月9日 12時33分
ランキング
-
1美しいと思う「50代の女性芸能人」ランキング! 「天海祐希」を抑えた1位は?【全国約1万人調査】
オールアバウト / 2024年11月26日 8時35分
-
2斎藤工の“びしょ濡れセクシー”が後押しに?「海に眠るダイヤモンド」に上がる「水も滴るいい男」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月26日 9時26分
-
3吉高由里子、茶髪変貌の〝サイン〟大河主演終え長期の充電期間突入か 昨年6月の熱愛報道もありプライベートに注目
zakzak by夕刊フジ / 2024年11月26日 6時30分
-
4【韓国スターの招聘に失敗】チョン・ヘインがTBS大作ドラマへの出演を辞退、企画自体が暗礁に乗り上げる危機 W主演内定の坂口健太郎も困惑
NEWSポストセブン / 2024年11月26日 7時15分
-
546歳になった「国民的美少女」にネット仰天「雰囲気変わりましたね」出産、離婚経て女優復帰
スポーツ報知 / 2024年11月26日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください