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「隠れコロナ疑惑」という不気味な数値 実はもっと死者が出ていた!? 東京都の『コロナ死亡者数』はすでに“ケタ違い”である可能性?

TABLO / 2020年4月13日 10時36分

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画像はイメージです

 

「肺炎で亡くなった人のことを、あとでCT検査をして、これでコロナウイルスなのかどうかというのは、いちいち判断しているんですよ」

そう論をぶったのは元時事通信社の解説委員長で、政治評論家の田崎史郎氏です。その政権のスポークスマン的発言から「安倍首相のイタコ」とまで称されるほどですが、その田崎氏が4月6日の『羽鳥慎一モーニングショー』で語った先の発言が波紋を広げました。

<これは信じられない。これが大嘘なら大問題>

<評論家生命をかけて本当ですか?>

そんな田崎氏の発言に対する疑念が、ネットやSNS上にも溢れました。

近年の高齢化が背景にあり、日本だけで毎年10万人以上の人が肺炎で亡くなっています。その人たち全員を「コロナに無関係かどうか」などと診断できるはずがない…そう疑念を持つのは当然でしょう。

そしていま、その疑念をさらに膨らませる「あるデータ」が注目されています。遡ること4月3日の『日刊ゲンダイ』で見逃せないニュースが流れました。

 

関連記事:兵庫県民は気を付けて! 署長の歓迎会でコロナ感染した兵庫県警に電凸したら、とんでもない事実が判明しました! 現在約120人自宅待機 | TABLO

 

『まさか“隠れコロナ”? 東京都で「インフル・肺炎死」急増の不気味』

<本当は新型コロナウイルスによる肺炎なのに、きちんと検査されずに普通の肺炎として計上されているケースがあるのではないか――>

その疑惑に対して『日刊ゲンダイ』は、「あるデータ」について触れています。

それが、『インフルエンザ関連死亡迅速把握システムによる2019/20シーズン21大都市インフルエンザ・肺炎死亡報告』という、感染研(国立感染症研究所)がHPで発表したデータです。

 

 

上に示したデータで重要なのは、点線で表示された「実際の死亡数」の推移です。緑色の「ベースライン」は、インフルエンザの非流行時に発生すると考えられる死亡数で、ピンク色の「閾値(いきち)」とは、インフルエンザの流行やその他の様々な要因により、死亡数が増えたときの予測上限(95%信頼区間の上限値)です。

このデータを見ると、東京都では、2020年の9週目(2月下旬)に実際の死亡者数が、予測上限から飛び出して増加していることが分かります。

一方、2019年から2020年にかけては、実際の死亡者数は上限値の範囲に概ね収まっていました。それが、2月下旬になって突然、従来の予測範囲を超えた「異変」が起きているのです。また、全国の統計では、「実際の死亡者数」はここしばらくベースラインの水準で推移し、今年9週目(2月下旬)から激減しているのです。

つまり東京都だけが、2月下旬に「インフルエンザ・肺炎者死亡者」が従来の予測範囲を超え、さらには全国と比べても“激増”していることがわかったのです。

「東京都の死亡者数だけが増えていたのは、コロナによる肺炎だったのではないか?」

手洗いやうがいが徹底され始めたこともあり、「インフルエンザは流行らなかった」うえで、東京都だけが例外だった死亡者数増加の要因は、「コロナによる肺炎ではないか?」と疑うのは極めて自然でしょう。

データを発表した感染研(国立感染症研究所)は、『日刊ゲンダイ』の電話取材に対してこう答えています。

 

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「担当の先生がひとりで分析しているデータなので、細かい内容にはすぐに答えられない」

たしかに10週目(3月上旬)以降のデータはまだ発表されていないこともあり、もしかしたら「一瞬の偶然」だったかもしれません。

また、田崎氏の言うとおり「何万人だろうが肺炎で死んだら必ずCTを撮った」とします。

その後の診断の流れを、安倍首相は3月28日の会見でこう言っています。

「肺炎で亡くなった方については…CTにおいて、“間接性肺炎”の症状が出た方は必ずコロナを疑います、必ず。そういう方については、必ず、“だいたい”PCRをやっておられます」

「必ず」を3回強調しておいて、最後に「だいたい」とは…『日刊ゲンダイ』でなくとも思わずツッコミたくなります。

通常、肺炎と呼ばれるものは「細菌性肺炎」ですが、コロナ感染の疑いがある「間質性肺炎」の場合は、“だいたい”PCR検査をするわけです。

そもそも“コロナ陽性”であるかどうかはCT検査では分からないので、その後のPCR検査をして初めて診断できるわけです。

はたして、そんな大量の肺炎による死亡者のなかから「間質性肺炎」をどこまで抽出できているのでしょうか。

 

さらに感染研の出したデータの“疑念”は、海を越えて“恐怖”さえ呼び起こしています。

アメリカでは、2019年の冬にインフルエンザが大流行して2万人近くの死亡者を出しました。

アメリカでもコロナが猛威を振るい始めた2020年の3月になって、CDC(米疾病対策センター)のロバート・レッドフィールド主任がこう明かしています。

「インフルエンザによる死亡と診断された人のうち、本当はコロナウイルスが原因だったケースがある」

それが事実ならば、東京都、そして日本における「新型コロナウイルスによる死亡者数」は、すでに“ケタ違い”かもしれません。(文◎編集部)

 

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