クラスター化した神戸西署へ再電凸取材 感染した北山署長はかつて拳銃をトイレに忘れた不祥事に「警察官としてあるまじき行為」と発言

兵庫県警公式サイトより。

 

世間が自粛モードの中、新任の署長の歓迎会を強行した兵庫県警神戸西署では、北山正紀署長と、横山貴行副署長も13日までに感染が確認されました。感染者は11人。治療に専念するために交代の人事が発令されるという異例の事態。不謹慎なコロナ歓迎会は送別会を兼ねたとの声でネットは炎上中です。

主賓の北山正紀北山署長は、監察官室長からの異動でした。TABLOが電凸した事件、交番不倫、拳銃をトイレに忘れた風俗バイトの警官達の裁きをなさった方でした。

 

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「警察官としてあるまじき行為。再発防止に努めていく」と新聞取材等に語っていらっしゃいましたが、ご自分には、甘かったようです。

監察官室長を北山署長がなさっていたことを神戸西署に電凸したところ、

「署長の個人情報は言えません」「えっ、そうなんですか？　存じません」

と神戸西署の方々は、トボけていらっしゃいました。

神戸西署がクラスター化したので、120人の警察署員が自宅待機という状況ですが、県警本部からの応援要員で補充したので万全の体制と発表されていますが本当に大丈夫でしょうか。

「他の警察署から、私は応援に来ましたが、神戸西署は、キチンとやってますよ。みんな」

と電話口でキレる警官もいらっしゃいました。

電凸の対応回数が署内最多となった機動隊員のヤマさんは、休日に神戸西県警の夜勤、24時間の通し勤務。兵庫県警のブラック化は進行中なのです。

兵庫県警本部に電話したところ、受付で1分30秒の保留の後、

「もしもし」と気怠い男性が「はあはあはあ、お待ちくださいね」
と悠長に用件を聞いた後に1分21秒され、報道係のヒガキさんが登場。
「なんか事案の関係でお尋ねがあるということなんですけれども、こちら、今報道係というところでですね。お答えするような立場にありませんので。もし、取材申し込みということであれば、神戸西警察の方に連絡していただくという形になるんですけれども」

――県警ではお答え頂けないということでしょうか。

「いえ、こちらは答える窓口はない。ということです。ね。はい。えー、お答えするのが神戸西ということになるということですね。

――神戸市全体の件でしたら？

「どういったことでしょう」

――120人の署員が自宅待機で、六代目山口組、神戸山口組の抗争対策に支障は出ないのでしょうか。県警として署長副署長等の処分はなさらないのでしょうか。

「いえ、そういうことはお答えできないですね。昨日、ウチの本部長が会見しましたとおりですね。県警本部から体制を確保したので安心して頂けるように努めておりますと」

――記者会見以外の話をうかがっているのですが。

「ですが、そういう個別の取材は、それぞれ窓口があるということですね」

――兵庫県警は日本で一番問題が多いですようですが、監察官室長出身の北山署長が諸悪の根源では？

「そうですね。お叱りのお電話は方々から頂いておりますんで」

 

参考記事：兵庫県民は気を付けて！　署長の歓迎会でコロナ感染した兵庫県警に電凸したら、とんでもない事実が判明しました！　現在約１２０人自宅待機 | TABLO

 

――発症者が複数出ているにもかかわらず、ウガイ薬が設置されているところを署内の方が把握されていないとのことですが。

「そうですねぇ。その設備によってですから。例えば警察本部でもそのウガイの設備なんかもありませんので」

――クラスター化した後の予防も非常識でいらっしゃるのでしょうか。

「それは、もう、予算の関係もあって、ウチの方で決めることできませんので、消毒液に関しては、各入り口だけで設置して、個人がするようにはしています」

――厚労省がアルコール濃度が70％から83％の酒を消毒液の代わりに使用することを認めた報道がされましたが、神戸西署のコロナクラスター歓迎会ではどのくらいの度数のお酒をどのくらい飲んだのでしょう。

「いやっ、それについては、ちょっとこちらの方でも把握していないので、お答えできないですけれども」

――不祥事の実態の調査も杜撰ということでしょうか。

「いやっ、それはしているとは思いますけれども。発表する事案ではないと思いますよ。それは個別のあれですんでなんとも。それは神戸署に聴いても分からないと思いますよ」

――「それ」「あれ」は返答にお困りのことがおありで、多用されるのでしょうか。北山署長がパワハラで歓迎会を強行し、元監察室長に絶対服従だったという情報も出ているようですが。

「そういうことはお応えできないですよね。お応えできるかはわからないですが、個別の事案は警察署で対応するので」

了解致しました。

ヒガキさんの指示通り神戸西署に再度電凸しました。

「神戸西警察受付です。おはようございます」

――インターネットニュースTABLOの九頭龍と申します。

「あっ、少々お待ちください。」

名乗ったら「あっ、」とは何かありそうです。

（保留　38秒）

「もし、もし、えっとですね。コロナ関係の件でよろしかったでしょうか。でしたらね。こちらではなく本部、兵庫県警にお願いします」

――ちょっと待ってください。本部に電話したら、神戸西警察署にかけるように言われたのですが。なぜそのようなことをおっしゃるのでしょうか。

「えっとぉ、ですね。インターネットのニュースさんはこちらでは、もう受付をしておらず。本部の方でという風に」

――本部から神戸西警察署が対応すると言われたのですが。

「そうなんでしょうか。少々…コロナの何の件になりますかね。概要等々教えていただけないでしょうか」

――広報担当の方をお願いします。

「こちらはですね。インターネットニュースは本部の方にという風にさせていただいております」

 

――それはどなたが決めたのでしょうか。本部からの指示と異なりますが。

「そうですね。正直私も存じ上げないので」

――指示する方がご存じではないというのは貴方の独断の回答でしょうか。

「えー、それはぁあああ」

――貴方が嘘を仰っているんでしょ。

「ハハハ、嘘じゃないです」

――飲み会に参加していないと発言されていた副署長がコロナ発症したところですし、嘘をつくのが神戸西署なわけですね

「はい」

――120人の自宅待機の状態で六代目山口組と神戸山口が組が抗争中の時に市民の安全は守ることができるのでしょうか。

「120人自宅待機とはなっていますが、本部から応援きていただり、通常業務に支障がない体制で組ませていただいていますね」

――でも、機動隊から、神戸西署の夜勤に入られているヤマさんのような方もいらっしゃいますね。

「はい、私ですね。私、ヤマと申します。あっあっあー、先日お話させていただきました。覚えております」

――通し勤務でいらっしゃるのでしょうか。

「いえ、今日も夜間勤務になるんですが。そうですね。明日の朝まで勤務になるんです」

――24時間勤務ですか。

「はい」

――ブラックな労働時間でたいへんですね。

「いいえ、そんなことないです「ウガイはしています。前回ウガイ機の件でお問い合わせいただきましたね」

 

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――この前の電話対応が面倒だったので、本部に連絡するように、ヤマさんが独断でおっしゃっているのでしょうか。

「それはすれ違い等々生じておりまして…」

――どなたからの指示ですか。

「それは上の者から言われまして。」

――上の者とはどなたでしょうか

「えっとですね。こちらの広報担当の方になるんですがぁ」

――広報担当はどなたですか。副署長は発症して入院されているのでしょう。

「今、代行、代理の担当の者になります。申し訳ございません。失礼します」

 

未だに市民に謝罪をしない兵庫県警は、TABLOの取材対応ですら県警と神戸西署でおしつけ合って逃げる無責任さには失笑してしまいます。休みの日の警官を動員して、大丈夫だと開き直るブラックポリスでは市民の安全も守ることが期待できません。国賠訴訟も提起されるかもしれません。（文◎九頭龍腐流腐流）