中居正広、ベッキー、小林幸子の奇跡の共演の裏で...｜ほぼ週刊吉田豪

　1月22放送の『金スマSP』（TBS系）に中居正広とベッキーと小林幸子と吉田豪が出演する奇跡が起きていたと聞いたので、さっそく確認してみました（放送当日はイベント出演中）。

　番組自体は12月26日に収録されたそうなんですけど、事務所内のトラブルによってインディーズになることを余儀なくされ、作曲家の先生にも全員仕事を断られ、レコーディングスタジオからも小林幸子という名前を出すだけで断られ、業界から完全に干された小林幸子が、ニコニコ動画初出演でボクと絡み、ラスボスと呼ばれることを受け入れ、ネットの世界で面白がられたことで、やがて紅白に復帰するまでの流れを見て、当時すでに独立に向けて動いていた中居正広は何を思ったのか？ まさか、木村拓哉残留によって『SMAP×SMAP』での生謝罪に追い込まれるとは思ってもいなかっただろうなー。そして、ベッキーは恋愛がいちばん盛り上がっていた頃だから「小林幸子さんは57歳で結婚したんだ！ そういえば卒論はどうなったんだろう？」とか呑気に思ってたのかなー。そしてボクは何を思っていたのかというと、「地上波ゴールデンタイムの番組でこうやってボクの映像を使う場合でも、本人に許可とかは取らないものなんだなー」というものでした。ボクは全然知らなかったですよ！

Written by 吉田豪

Photo by 心のとびら