1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

山口組分裂・抗争で増殖!自称アウトローたちが跋扈するSNSの現状

TABLO / 2016年5月26日 21時0分

山口組分裂・抗争で増殖!自称アウトローたちが跋扈するSNSの現状

 六代目山口組が分裂して様々な世界が現れた。マスコミが情報合戦と煽ったのも一つの原因であろうが、今回の分裂劇に置ける抗争をこと細かに解説するヤクザ現役と称する人間が現れてマスコミもそれに乗り、持ち上げてしまったとみられる。

 名前を書けばヤクザネタが好きな読者の皆様には分かってしまうので、敢えて名前は書かないが、一般社会に溶け込んでいるヤクザがLINE、facebookを含めてSNSをしている人間は多数いる。

 だが、それがなぜ出来るのか、と言えば趣味の一環であり、それに問題がないのは暴排条例による利益の供与には当てはまらないからである。しかし、その様な人間が商業誌に連載を持つのならば、別の話になってくる。

 現役の幹部を名乗りながら、最近堅気になったような人間がいたとして、それを持ち上げる事がマスコミとして必要なのであろうか? そこに少しの違和感を持つのは筆者だけであろうか?

 また、「両方の応援?」をする方々についても同様の違和感を抱く。それらは野球、サッカーのファンと変わらないと思えば気にはならないのであるが、様々な思い入れを入れて、「〇〇銃撃された」「撃ち込まれた」となど一般紙よりも早くツイートする事もあり、メディアの方も正直多少頼っている感もある。

 週刊誌より早く表に出るのは締め切りの関係も当然あるし、キチンと責任を持った記事にする為には推測、憶測で書く事は出来ない。実際に匿名のアカウントを持つ人間と接触を図った筆者の周りの実話誌の記者もいたが、話にはならなかったらしい。この意味を読者の方それぞれが推測して頂きたい。

 組の代紋を加工し、背景画像・サムネにして、ヤクザの抗争をツイートする。それがいい事であるか、悪い事であるか、筆者には理解しづらい。ただヤクザの代紋はそんな安いモノではないのは確かだ。

 少なくとも神戸山口組は4月15日付で「和、団結」で始まる公用、私用を問わず携帯電話、パソコンによるメール、LINEの使用禁止の文書が出ている。それ以降も神戸山口組関係者を名乗る人間のツイッターはナゼか、ツイートし続けている。

 ツイッターは文書に入っていない、と揚げ足を取る読者の方もいらっしゃるであろう、それは想定内の事である。しかし、筆者の知り合いの神戸山口組関係者はこの文書が出た以降、電話には出るが、LINEは退会している。

 今回の抗争で名前を上げようとする人間は組織関係者でなくても、多くいるであろう。マスコミもその波に乗っているのは否定出来ない。

 今回の様な抗争は山一抗争と言われる山口組と一和会の抗争以来の出来事である。右翼、左翼、ヤクザを名乗ってマスコミに出ている人間は今までも多数いたし、本物も偽物も含めて今後も出て来るであろう。それが悪い事とは全く思わない、自分の過去をさらけ出して、経験談とかを語るのには勇気がいる事だろうと筆者は感じる。

 だが、前述した様に、その様な人間は全て自分を出して責任を持った言動をしている事を読者の方には知ってもらいたいのだ。自由な言葉を発信出来る事、匿名でツイートする事は当然必要であろうし、それを否定する事はしない。だが、そこにはモラルを第一にするべきと考えるものである。

Written by 西郷正興

Photo by K-SAKI

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください