コロナ禍でも営業を続けた”ボッタクリ”風俗 ダメージを受けた客引きは巻返しを狙う! 歌舞伎町を歩く際はご注意を
TABLO / 2020年5月20日 15時55分
![コロナ禍でも営業を続けた”ボッタクリ”風俗 ダメージを受けた客引きは巻返しを狙う! 歌舞伎町を歩く際はご注意を](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/knuckles/knuckles_23778_0-small.jpg)
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特定警戒とされた8都道府県を除いて、緊急事態宣言が解除されたことで、少しずつではあるが街に日常が戻りつつある。もっとも、上から目線が批判をあびた西村厚労大臣の「気の緩み発言」でもわかるように、まだまだコロナ禍が一掃されたワケではない。
そんな状況下ではあるが、4月7日の緊急事態宣言発布から現在まで、東京新宿・歌舞伎町の動きから見えてきた繁華街の動態を、一度立ち止まって総括してみたい。
結論を言えば……海外基準で見れば要請レベルでここまで従うのか、というほど休業が多かった反面、それぞれの“事情”で営業を続けるところは続けたということになる。
代表例としてあげるのは、ここ10年ほど無店舗型に主役の座を奪われた性風俗店。
参考記事:背に腹は代えられない! 性風俗店が続々と営業再開!! 給付金の対象から除外した代償は大きい | TABLO
持続化給付金の対象から外された(現在も議論は続いている)こともあり、連休明けからほとんどの店が営業を再開したが、それまではほぼすべての店は粛々と休業に従った。業種で言えば、ソープランドやファッションヘルスなどがそれにあたるが、特にソープランドは筆者が確認した限りでは営業を続けたところはなかった。ファッションヘルスも営業30年以上の人気老舗ヘルスなどが休業に従い、文字通り歌舞伎町の店舗型性風俗店はその期間消えうせたのである。
一方で、名前は上げないがごく少数のヘルスなどが営業継続を選んだ。しかし、前述したように有名店のほとんどが休業したことにより客足自体が途絶え、歌舞伎町は事実上絶息状態になったのである。このような状態で、一番ダメージを負ったのはいわゆる客引きであろう。彼らは平時と同様、勤勉に昼夜仕事に勤しんだが、いかんせん客自体がいないのだからお手上げ状態にならざるを得なかった。
まあ、彼ら客引きが紹介する店はほぼ「ボッタクリ店」(気持ち的には100%と断言したい)なので、客の被害が極めて少なかったのは不幸中の幸いと言ってよい。しかしながら、彼らとて生きていかなくてはならないので、穴埋め的な巻き返しを狙っていることは容易に想像できる。
特定警戒地域である東京都の場合、解除後に鼻の下を長くして歌舞伎町を歩く客がいればそれは格好のターゲットとなるハズだ。コロナ収束後、しばらくの歌舞伎町ボッタクリ事情はより過酷なものになる! と予想しておこう。
最後に触れておくのは、
関連記事:コロナ不況で強盗事件発生! 売れてない歌舞伎町のホストが凶悪化!? 人通りの少ない道にはご注意を…! | TABLO
コロナ禍であろうと「必要不可欠」なもの、どうしても需要があるものは営業を続けるということ。その一例として、歌舞伎町の「覚せい剤ルート」は緊急事態宣言下でも機能していたことは付け加えておく。
これらは、5月17日に愛知県で闇賭博店が摘発されたことでもわかるように、依存症の“客”がいる限りシノギは続けられるということ。もっとも、これはごく限られた人の話であり、フツーの人間には関係ないことではあるが。
総じてみれば、日本独特の同調圧力があるとは言え、街はよく耐えている。例え性風俗店を給付の対象から除かれたとしても、だ。要するに歌舞伎町もまた、極めて日本的な優等生の街だったのである。(文◎堂本清太)
あわせて読む:パチンコ店でクラスターは発生していない! パチンコ店主妻が怒りの訴え 「テレビ局は謝罪してほしい」 | TABLO
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