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現役暴力団幹部と右翼団体幹部に衆院選について聞いてみた

TABLO / 2017年10月23日 7時0分

現役暴力団幹部と右翼団体幹部に衆院選について聞いてみた

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 大雨の中、投票を終えた後、ふと「あの人たち」はどう思っているのか聞いたみたいと思いました。かつて、民主党が政権を獲った時、当時の山口組が民主党を支持したいと公言したのを覚えていますでしょうか。そう、渡世の人はこの選挙をどう思っているのか、興味はありませんか?

 という事で、さっそく指定暴力団幹部に電話してみました。

「支持政党はどこですか」。
「支持はどこもないですよ。選挙も行きません」。そう幹部は言います。

「政党よりも指導者が問題なんじゃないですか。田中角栄とか。最近では小泉さんとか」。

 田中角栄に小泉純一郎ですか。なるほど。

 我々の世界だけではなく、渡世にも不況の風が吹いています。格差社会といってもいいかも知れませんが、景気が良くないとこういう声が出てくるものです。

 次に右翼団体会長に電話。

 やはり自民党支持。これは、僕が編集者生活を始めてから20数年、大体変わりません。というものの、メールで「日本のこころ」を応援してくれというメールが他の右翼団体からきてはいましたが。

 で、電話をした会長は「安倍さんのトランプ寄りの言葉には危機感を覚える」との事です。右翼と言っても人間です。一枚岩ではありません。色々な考え方の人がいます。ただ、憲法改正はみな同じなようです。安倍政権支持の右翼の人は多いです。

 北朝鮮の挑発に、警戒心を抱いている点については、大体一致していると思われます。因みに立憲民主党の躍進についても、「どうかな」と言っていました。が、どうしても譲れないもの。それが憲法改正です。これはヤクザも右翼も大多数の人が同意見ではないでしょうか。(久田将義)

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