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テレビに出ている元警察官コメンテーターのうさん臭さ

TABLO / 2017年11月7日 12時0分

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 すべてではもちろんないですが、「その発言、大丈夫ですか」と思う。肩書があいまいすぎるからだ。テレビでは「専門家」と紹介されているのだから、すなわち、この人は「殺人事件の専門家なのか」という疑問が起きる訳です。

 警視庁管内の所轄にいた地域課の巡査だって、「警視庁」の「捜査官」には変わらない。間違ってはいない。詐称ではない。それとも殺人事件で応援でかかわっただけなのでしょうか。

 正直に言えば良いのではないでしょうか。「地域課の巡査だったからこの立場から発言できます」「鉄道警察だったのでそこから範囲なら発言できます」というように。職業に貴賎なし、と言われるように警察でどういう立場だからといって、コメントや分析が優れているかも知れないではないですか。

 僕があるテレビで共演した元区●●県警刑事は、山口組の分裂についてコメントしました。僕は隣で聞いていて「さすがに同席していて、おかしい事をおかしいと指摘しなければこの人と同じ意見だと思われてしまう」と感じ、番組の流れを乱してもと、全ておかしな点に突っ込んでおきました。彼らは申し訳ないですが、ちょっと無茶苦茶でしたものですから。

 肩書がしっかりしているのなら、ある程度信頼できると思うのです。例えば、覚せい剤案件。その場合、「麻薬Gメン」「マトリ」と言われる捜査官が登場するケースがある訳ですが、彼らは厚生省の所属でどこの地方厚生局か明かしています。

 ライターでもコメンテーターでも政治家でも公で発言する際は、自分の経歴をハッキリと正直に言えない人はその発言でさえも信用していません。眉につばをつけています。もしかして、良い事を言っているのかも知れませんね。ですから、自らの経歴には正直にしてほしいものです。(久田将義)

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