「博学でストイック」 三浦春馬さんの素顔を仕事仲間たちが語る 器用なタイプではなかった
TABLO / 2020年7月19日 5時30分
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「私が初めて会ったのは彼がまだ10代前半の頃。多感な年頃なのにびっくりするほど冷静沈着で、繊細な印象を持ちました。現場でお目にかかったり、またインタビューも何度かさせて頂いたことがあるのですが、他の若手俳優とは明らかに違った輝きと純粋さがありました。文字通り、品をまとった男性」
大人気俳優の三浦春馬さんが、18日都内の自宅で亡くなりました。あまりに突然のことと、自ら命を絶ったというインパクトの強さが相まって、その悲しみと驚きが日本国中を駆け回っています。
彼と度々現場で交流のあったという芸能ライターが話を続けます。
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「同業者から非常にモテる俳優さんだったと聞いています。私のような立場だったり、またドラマスタッフなどの裏方からも評判がすこぶる良い人でした。本当に一度も悪い噂は聞いたことがないくらいで…。これまで有名女優との浮名もよく流していましたけど、次から次へと器用に恋愛をこなせるようなタイプではなかったと思います。人間を尊重しているというか、出会いや繋がりにすごく感謝する方だったので、その辺りが特に他の俳優さんにはない部分だったり、人間臭さだったのかなぁと。それにしても、なぜ自殺という道を選んだのでしょうか。私たちの知らないところでもがき苦しんでいたのだとしたら、救えなかった悔しさが込み上げてきます」
今年4月、30歳という一つの区切りを迎えていた三浦さん。順調な役者業をこなす傍らで、昨年は念願だったという歌手デビューを果たしました。そして「若い頃から強い興味があった」という日本の伝統や文化に迫った雑誌の人気連載が書籍化するなど、この混沌としたコロナ禍を吹き飛ばすような活躍をしていました。
「2〜3週間ほど前だったかな。朝の番組に生出演している春馬くんを見て、頬の肉がげっそり落ちていて痩せたなぁ、きっと忙しくて寝る間もないんだろうなぁと思ってました。彼とはかつて舞台の仕事を一緒にしたことがあるんですけど、すごく真面目な青年で役に没頭するタイプの人。その姿は時に心配になってしまう程で、あんまり根詰めるなよと声をかけたこともありました。印象的だったのは、打ち上げの席ですね。本来ならばワイワイとお酒を酌み交わすのですが、彼は仕事の延長線上と捉えていたのか監督や出演者に質問して回ったり、ジーッと相手の話を聞き入ったり。仕事の話になると周りが見えなくなる人で、とにかくストイックだったんですよね。若手を引っ張っていける最高のパフォーマーだったのに本当に残念でならない」(舞台役者)
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「個人的なやりとりは数える程度でしたが、年に2〜3度共通の知人を通じて会ってました。どんな奴だったか? うーん、真面目な好青年で料理がめちゃくちゃ上手。それから舞台の仕事が大好きってよく話してましたね。古き良き日本の文化や産業方面の知識が豊富で〝なんでそんなに詳しいんだよ(笑)?〟って聞いたら、日本人なんだから当然でしょ(笑)って。良い意味で愛国家というか、伝統や歴史についての造詣も深かった。自分は彼より少し年が上ですが、心の中で先生と呼ぶほど頭の良い奴だと感心してたんですよ。子供の頃、クラスに1人は必ずいる大人びた奴っていたじゃないですか。まさにそんな感じでした。あんな博学がなぜ自死を選んだのか理解に苦しむ一方で、だけど頭の片隅では春馬らしい….と思ってしまう自分がいる。ちょっとうまく言葉に出来ないんですけどね。残念です」(舞台関係者)
主演を務め、3月7日から日生劇場で上演したミュージカルが途中でスケジュールの変更があり、以後全公演が中止となる出来事がありました。自粛ムードが高まるコロナ禍で、感染するかもしれないリスクの中でなぜ公演を続けるのかなどと言った批判が相次いだためでした。
また、今年12月にも同じく日生劇場で新作ミュージカルの主演が決まっていた三浦さん。仕事熱心で責任感の強かった彼は、これからもしばらく感染拡大が続くであろうこの予断を許さない状況に心を痛めていたのかもしれません。突然すぎる訃報に、まだ頭がおいつきません。ご冥福をお祈りいたします。(取材・文◎那目鯛子)
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