ＬＩＮＥグループで「銀座のママ募集」これ要注意です！ “おいしい誘い”には裏がある！？

写真はイメージです。

「初期費用0円、家賃0円、酒代0円で銀座のママになりたい方募集します」

このような投稿がLINEグループで散見されるようになりました。

「コロナ禍で銀座の老舗の高級クラブのママでも、集客に困って、昔の細客の名刺を発掘して、藁をもすがる思いで営業メールを送っているのに、こんな募集をしているのは危険ですね。水商売関係者は、警戒しますが、水商売に詳しくない人は騙されてしまうかもしれませんね」

と銀座の高級クラブのマネージャーは語ります。

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「夜の街」の接客型飲食店等がクラスター化したので、新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、菅義偉官房長官は、風俗営業法による警察官の調査強化をする意向を19日のフジテレビの報道番組で語りました。

「風営法ではクラブやホストクラブは深夜1時には完全に閉店していないといけない旨が定められていますが、コロナ禍の中にいらしたお客様のためには法定の営業時間を守らなかったり、限られたお客様を最大限におもてなしするために肉弾接待をしているような店も増えている中で、新規にママになるのは危険だと思います。風営法違反で逮捕される要員として名義だけの店長やママを雇うという手口の店も少なくありません」

と銀座の高級クラブのマネージャーは警鐘を鳴らしています。LINEグループではどのような人が新規ママに応募するのでしょうか。

「パパ活やギャラ飲みで人気者だった女の子も、コロナ禍で稼げなくなっているのです。クラブのママになれば人気者の自分なら稼げると錯覚して応募しているようです。私の友人も来月からママになって最近稼げなかった分を取り戻すなんて話していました」

とLINEグループのメンバーの元モデルの女性は語っています。安易にママになって、他にリスクはないのでしょうか。

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「ママになることで、酒屋さんの売掛け、お店の借入金、お店の家賃の保証人等、よくわからない債務も負わされるリスクは多いです。コロナ禍で多重債務に苦しむママの自殺や夜逃げもあるご時世、美味しい条件でママになる話には絶対に落とし穴があります」（銀座クラブのマネージャー）

やはり、甘い話には気をつけましょう。（文◎鎚鋸多漏）