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モー大変! 脱走した水牛の群れが市街地に! 通勤時間の街はパニック状態!?

TABLO / 2020年7月30日 5時40分

写真

写真はイメージです

 

7月22日早朝。水牛が6頭、車の行き交う大通りを悠々と歩いている写真がSNSで拡散しました。

場所はタイの首都バンコク。郊外の田園地帯ならいざ知らず、都内市街地で水牛を見かけることは通常ありません。通勤時間帯だったこともあり大きな話題となりました。

 

この水牛は近くの屠殺場から逃げ出したものであることが判明し、間もなく所有者が現れ屠殺場に連れ戻しました。

所有者は屠殺場へ売却する目的で水牛を購入。飼育し、ある程度の大きさに成長したため屠殺場に連れてきていました。

水牛の肉はバンコクではほとんど食べませんが、北部地方や東北地方ではポピュラーで、とくにチェンマイを含む北部では牛肉以上に需要があります。

 

参考記事:【写真あり】ザワつく人間をよそに悠然と通りを闊歩する水牛軍団! その後、どうなった? | TABLO

 

この出来事をSNSで知った人達がとある人物に連絡。家畜の保護活動を行っている尼僧のパックチラーさんです。

パックチラーさんはテレビ局記者から聞いた水牛所有者の電話番号に連絡を取り、水牛6頭の引き取りを申し出ました。所有者からの提示額は29万バーツ(約97万円)。

パックチラーさんは手付金1万バーツを送金後、すぐにフェイスブックを通して水牛買い取りのための募金を呼びかけました。すると1日で目標額を大幅に超える353万バーツ(約1180万円)もの寄付が集まったのです。

水牛6頭は今、ラーチャブリー県にあるパックチラーさんが運営する家畜保護施設『フリーダム・ファーム』に移送されて元気にしています。ここでは今までに引き取った水牛、牛、豚、ヤギといった家畜956頭が寿命まで自由気ままに暮らしています。

「水牛は田を耕して人が食べるお米を作り出してくれています。水牛自身は草食で大人しい性格。可哀そうな運命なのです」

とパックチラーさん。

 

関連記事:投稿画像にコメント6000件! アパートに牛が2頭も入って来た! 警察官が妻へ「今夜は遅くなる」 | TABLO

 

広大な借地にこれだけの動物を保護するには、エサ代、治療代、従業員賃金などで経費がかさみ財政状況は厳しく、車を売ってエサ代に充てたこともあったほどだと訴えています。そのため今回寄付で集まった残金はこれらの費用に充てるとのことですが、相当な金額なので助かったのではないでしょうか。

寺院・僧侶に日頃からお布施をする習慣があるタイでは、仏教と結びついた動物保護活動が持続運営可能なモデルとして広まっていくかもしれません。(取材・文◎赤熊賢)

 

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