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嘘はどっちだ!? 首相会見 朝日新聞が「官邸職員が記者の腕を掴んだ」と抗議 官邸は否定 

TABLO / 2020年8月12日 5時30分

嘘はどっちだ!? 首相会見 朝日新聞が「官邸職員が記者の腕を掴んだ」と抗議 官邸は否定 

国会開いてください。記者会見開いてください。(撮影・編集部)

 

今回書くのはお盆にぴったりのネタかもしれません。

今月7日に『首相1カ月半ぶり会見』(毎日新聞)という記事が載りました。会見は6月18日以来(通常国会閉会翌日)。

ただ、その会見は広島市での平和式典への出席後に行う毎年恒例のもの。唯一の被爆国である日本の首相としては会見をやって当たり前の日。しかも「質問4問、追加認めず15問」(同記事)。なんだか寒気がしませんか……。

でも本当に怖い話はその後。同日の紙面を見てみよう。

『朝日新聞の質問「腕つかみ制止」官邸に抗議』(毎日新聞・同)という記事があったのだ。

会見で追加質問しようとした朝日新聞社の記者が首相官邸報道室の職員から右腕をつかまれたとして、報道室に抗議したという。

記者が右手を挙げて「総理、まだ質問があります」などと呼びかけたところ、報道室職員が質問を制止しながら短時間、右腕をつかんだというのだ。

怖い……。

 

参考記事:「脳梗塞とか大丈夫かね」 安倍首相の滑舌の悪さが深刻! 心配の声多数 プロの司会者によるスピーチの採点は「30点」! | TABLO

 

しかし、富永健嗣報道室長は「広島空港への移動時間が迫り、速やかな移動を促すべく職員が注意喚起を行ったが、腕をつかむことはしていない」とコメントを発表したのである

……さ、さらに怖い。

完全に食い違っているではないか。つまり、どちらかがウソをついているのである。怖い……。

ウソをついているのは記者なのか官邸なのか。徹底的に調べたほうがいい。それとも、会見場には「妖怪・腕つかみ」がいたのだろうか。怖いなそれ。

私は思うのですが、今回の件はむしろ「朝日嫌い」を自認してる人たちこそ徹底的に調べたほうがいい。だって、もし「朝日の記者は腕をつかまれていない」ことを証明できたら朝日憎しの方々にとってはこんなチャンスはないではないか。

たとえばプロ野球では微妙な判定に関してはビデオ検証をしてほしいと審判団に頼める「リクエスト制度」がある。

今回の「腕つかみ」の件も同じ。誰がアウトなのかビデオでも何でも使って調べたらいい。

もしこの件が何も検証されずに記者と官邸がお互いやり合っただけで終わるなら、どちらもこれ以上調べないなら、こんな「甘噛み」で「もたれ合い」のセレモニー感はない。「妖怪・腕つかみ」がその場にいたが消えたということにするしかないのである。それはおかしい。

 

関連記事:下着ライン丸見えのボディコン姿で国会前 加藤紗里『離婚後300日問題』を抗議 「見てるこっちが恥ずかしい」と批判の声 | TABLO

 

もし「妖怪・腕つかみ」のせいなら、東スポのUMA班とかオカルト班に出動してほしい。いずれにしろ終わらせてはいけないネタだ。

あと、ついでに言うと、首相会見で出現しがちな妖怪はまだいる。「妖怪・プロンプター」とか「妖怪・質問打ち切り」である。

これら妖怪の実態についても明らかにして欲しいのである。(文◎プチ鹿島 連載『余計な下世話』)

 

あわせて読む:安倍政権がタブロイド紙化している 「桜を見る会」の「反社大挙」より怖かった見出し「検事総長と人事に政府介入か」|プチ鹿島 | TABLO

 

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