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これからも起きる戦後最悪の「テレビのヤラセ」3選 強烈すぎる糞のようなホントの話 “過剰演出”どころではない暴挙!

TABLO / 2020年8月17日 10時30分

これからも起きる戦後最悪の「テレビのヤラセ」3選 強烈すぎる糞のようなホントの話 “過剰演出”どころではない暴挙!

画像はイメージです

フジテレビ系の『テラスハウス』や『ザ・ノンフィクション』など、テレビ局の〝過剰演出〟が世間を騒がせています。とくに『テラスハウス』では出演していた女子プロレスラーの木村花さんが自ら命を絶つ原因になったとして社会問題になりました。

ちなみに、本サイトでも日本テレビの「24時間テレビ」にまつわる「やらせ疑惑」を報じていますが、テレビにおける〝過剰演出〟は枚挙にいとまがありません。そこで今回は、テレビ史に悪い意味で爪痕を残してしまった3つの「やらせ疑惑」を振り返ってみたいと思います。

関連記事:日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった!

【1】「やらせリンチ事件」

[番組名]『アフタヌーンショー』

[制作]日本教育テレビ(後にテレビ朝日)

[放送期間]1965年4月5日~1985年10月18日

[主な出演者]榎本猛、桂小金治、山田吾一など

 

おそらくテレビ史において最悪と言っても過言ではない「やらせ事件」といえば、午後のワイドショーの草分け的な番組として人気だった『アフタヌーンショー』でしょう。

1985年8月20日に放送された「激写! 中学女番長!! セックスリンチ全告白」というコーナーで、番組ディレクターがリンチを指示していたことが判明。その結果、番組は打ち切りになり、ディレクターにも逮捕状が出されました。

具体的な内容ですが、東京都のある暴走族がバーベキューパーティーをしているなか、参加していた女番長2人が女子中学生5人をリンチするシーンを「隠し撮り」したものが放送されます。これは完全に犯罪ですから、番組をきっかけに警察が動き、暴行を加えた女性や関係者が逮捕されることになりました。そして、取り調べを進めるなかで番組側の「やらせ」だったという証言が浮上。これに対して、テレビ局側はあくまで情報提供を受けたことで隠し撮りしたものと突っぱねます。しかし、捜査の結果、テレビ朝日のディレクターが〝女番長〟や暴走族に指示してリンチを行わせていたことが明らかとなり、最終的に暴力行為教唆容疑で逮捕状が出されました。ちなみにディレクターは協力者に14万円の謝礼を渡し、リンチ被害者の女子中学生たちは真相を何も知らされていなかったそうです。

参考記事:ヤラセの証拠撮った! 日テレ24時間テレビの捏造疑惑 女優・黒木瞳のそばでずっと黙っていた“アイツ”

【2】「未婚なのに夫婦偽装」

[番組名]『愛する二人別れる二人』

[制作]フジテレビ

[放送期間]1998年10月19日~1999年11月8日

[主な出演者]みのもんた、美川憲一、中尾彬、デヴィ夫人など

 

過去の出演者が自殺されたときに残した遺書で「やらせ」が発覚するというサスペンスドラマのような「やらせ事件」でした。

この『愛する二人別れる二人』は何らかの理由で揉めている夫婦を出演させて、離婚するかどうかの選択を迫るという夫婦の愛憎劇がテーマ。毎回必ずのように夫婦が激しく言い争ったり、浮気相手まで登場させて喧嘩させるなどの演出がパターン化されていたことで「やらせ疑惑」を批判されていました。

そのなかで、過去に番組出演した一般女性が自殺した際、遺書に番組の「やらせ」を書き記していたことから事件が発覚します。具体的には、未婚でありながら夫婦という設定で出演したというもので、あまりに悪質すぎる番組制作にスポンサーからも打ち切り要請が出る始末。最終的にフジテレビ内部からも批判の声が上がったことで、打ち切りになっています。

おすすめ記事:これがヤラセのからくり 地元有力者が語る『24時間テレビ』とのやり取り 妄想ドキュメンタリーはこうして作られた!

【3】「最初から最後まで丸ウソ」

[番組名]『発掘!あるある大事典II』

[制作]関西テレビ

[放送期間]2004年4月4日~2007年1月14日

[主な出演者]堺正章、志村けん、柴田理恵など

 

歴代の「やらせ事件」のなかで、偽装や捏造の数が尋常ではなかったのがコチラです。問題になったのは第140回放送の「食べてヤセる!!! 食材Xの新事実」というコーナー。納豆のダイエット効果を紹介したのですが、それを裏付けるためのデータや証言がほとんどウソということが発覚します。例えば、

・アメリカのあるダイエット研究において、痩せた被験者の例として3枚の写真を紹介したが、いずれも被験者とは無関係

・テンプル大学のアーサー・ショーツ教授のコメントを日本語訳付きで流したが、その日本語訳は制作側が恣意的に改変したものだった

・番組で行った検証では、結果データのエビデンスとして必要になるいくつかの検査を行っていなかったり、検査結果の数値が架空のものだったりした

・番組で提示したグラフが無断掲載だった

などなど、テーマありきで実証する行為がほぼ丸ウソという、ちょっと正気を疑うような事件でした。

 

そのほかにも、ラジコン企画で作為的な編集作業が問題となったフジテレビ系『ほこ×たて』、無名の女性タレントを素人として出演させたことで司会の逸見政孝氏が激怒して降板した朝日放送制作の『素敵にドキュメント』など、「やらせ問題」で話題になった番組はたくさんありました。そして、冒頭で述べたように、令和になった今でも大きな「やらせ疑惑」が次々と明らかになっているあたり、テレビの「やらせ体質」がこれから変わることはないのかもしれません。(文◎百園雷太)

あわせて読む:『欲で地球を滅ぼす』 日テレ社長「24時間テレビ必ずやる」発言に驚き! ヤラセ疑惑の偽善番組で新型コロナを爆発感染させる気か!?

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