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日本テレビ『24時間テレビ』にねつ造が発覚 イノッチや北山くんは知ってて引き受けたの? 「死者を弔うフリ」なんて酷すぎる!!

TABLO / 2020年8月22日 6時30分

日本テレビ『24時間テレビ』にねつ造が発覚 イノッチや北山くんは知ってて引き受けたの? 「死者を弔うフリ」なんて酷すぎる!!

画像はイメージです

日本テレビは2011年8月、同局の「看板」のひとつとも言えるチャリティー番組「24時間テレビ」で、東日本大震災での犠牲者らの冥福を祈るため「あの日、日本が世界からもらった力」と題して、女優・黒木瞳が日本に支援を寄せたタイの人々を訪ねる海外リポートを“番組内ドキュメンタリー”として放映した。

その中では、タイ北部・チェンマイ県の「N」という町の人々がボランティアで集まり、タイの北部で行われる祭りで使われる「コムローイ」――火を灯し夜空に向けて飛ばす紙製の灯籠――数千個を、いっせいに放つ場面が感動的に紹介された。

「祈りを込めて飛ばしてくださって、きっとこの想いは日本に伝わると思います」。黒木瞳は夜空を見上げながらそう言ったのだった――。

しかし、あれから9年を経た今、この企画が壮大な「ヤラセ」あるいは「ねつ造」であったとの疑惑が持ち上がっている。

関連記事:『欲で地球を滅ぼす』 日テレ社長「24時間テレビ必ずやる」発言に驚き! ヤラセ疑惑の偽善番組で新型コロナを爆発感染させる気か!?

TABLO編集部の取材班が現地を訪れて取材を重ねたところ、ドキュメンタリーにコムローイ制作のボランティアとして登場していたタイ人の女性たちから、「8000個も上げるには人手が必要だろ? だから金で人を雇ったんだよ。いくらだったかな、確か100バーツだったかな」「すぐそこにあるコムローイ屋と町役場が協力してやったイベントだよ。そこに日本の撮影隊が来てコムローイの映像を撮っていったのさ」などとする証言が次々に得られたのだ。

しかも「N」には、コムローイを飛ばす風習がなく、そもそも航空管制局によりコムローイが禁止されているエリアであることもわかった。

ほかにも、この企画が「ヤラセ」「ねつ造」であったことを示す手掛かりは数多くある。しかし、事実関係の確認を要請した取材班に対し、日本テレビ社長室広報部が寄せた回答は「この企画は趣旨にご賛同いただいた地元の方々の協力があって、成立したものと考えております」の一文のみだった。

参考記事:【もっと詳しく!】日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった! | TABLO

カネで作り上げたイベントを、あたかも地元の人々による「チャリティー」として装うことは、視聴率目的で虚偽の広告を行う詐欺行為であると同時に、関係者と視聴者への許すべからざる愚弄である。

だからこそ、取材班はわずかな誤認も許されないと考え、日テレに詳細な質問状を送った。日テレに何らやましいところがなければ、質問に対して堂々と回答した上で、「かかる事実誤認に基づく報道が行われた場合には、法的手段を講じる」とかなんとか、警告の一文を添えて回答するのが普通だろう。

しかし本稿公開の時点で、編集部に対して日テレからは何のアクションもない。ということは今後、この問題に関する記事のタイトルから「疑惑」の2文字を外し、確定した「ねつ造事件」として報道しても良いのでしょうか、日テレさん?(文◎TABLO取材班)

あわせて読む:もっともっと詳しく語ります 日本テレビ『24時間テレビ』が9年間も隠し続けてきた偽装番組

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