『バイキング』 榎並アナ「過去にも飲酒による事件を…」に「坂上忍が？」とネットの声

赤信号街をしていた車に追突した山口容疑者（撮影・編集部）

日頃、他人の不幸を「ま、関係ないと言えばないんだけど」と前置きをつけながら、一時間くらいかけて、他人の事を勝手にしゃべりまくるワイドショー。坂上忍さんの『バイキング』（フジテレビ系列）は元TOKIO山口達也容疑者の酒気帯び運転の事件をどのように報じたのでしょうか。

どうしたって、坂上忍さんと言えば酒好きというイメージがつきまといます。若かりし頃にはロックバンドを組んでいたり、ヤンチャな面が味を出していたのは昔の話。

人としての「いい味」が、ワイドショーのMCを続けているうちに、どんどん表情が変化していきました。昭和のジャーナリスト、大宅壮一が「男の顔は履歴書である」というような言葉を残しましたが、坂上忍さんが売れていない頃と現在のワイプで抜かれている、媚びを売ったような笑顔と比較すると、大宅壮一の言っている事が正しいのでは、と思います。

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番組の冒頭坂上忍さんも口をへの字に結び、眉を下げるみのもんたばりのしかめっ面で「まあ、驚きましたよね」とコメント。

「山口君の場合はお酒がらみでありましたので、またという感じですけどね」

「まあよく聞くけど、ピンと来ないんだけど」

「僕もお酒頂きますし、五十過ぎて、弱くなりまして。なかなかこの量行く（お酒を飲む）の大変ですしね」

と、流れるような進行中、フジテレビアナウンサーの榎並大二郎さんがパワーワードを口にします。

「（山口達也）は過去にも飲酒による事件を起こしていました」

と、山口容疑者の二年前の飲酒での事件を振り返るのですが、もちろん読者の方はご存知のように坂上忍さんも飲酒運転で逮捕され「坂上忍容疑者」として報道された過去があります。

「過去の事件を掘り返される山口容疑者」ですが、MCの坂上忍さんは半年謹慎で復帰しました。この違いは何でしょうか。やはり山口達也容疑者がジャニーズのスターだったというネームバリューが、逆にアウトな方向に行ったのかも知れません。山口達也容疑者と坂上忍氏の2人の飲酒で逮捕された芸能人の明暗が『バイキング』から垣間見えたようでした。（文・編集部）

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