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女子高生と避妊具無しで性行為をした男の末路 あなたも必ずこうなります 「ムカついたからインスタに晒してやろうか」|裁判傍聴

TABLO / 2020年10月2日 9時30分

女子高生と避妊具無しで性行為をした男の末路 あなたも必ずこうなります 「ムカついたからインスタに晒してやろうか」|裁判傍聴

写真はイメージです

種市優樹(仮名、裁判当時27歳)は取り調べ段階では自分にかけられた容疑について、

「事件に関してはよく覚えてない」

「被害者と会ったことはあるかもしれない」

「被害者を自宅に呼んだかどうかも、セックスをしたかどうかも記憶にない」

と、曖昧な供述をしていました。

彼はインスタグラムなどのSNSを通して知り合った女性と性交をするということを日常的に繰り返していました。

その相手のうちの1人はまだ17歳の女子高校生でした。その少女が性交後に妊娠をしてしまい、少女の母親が警察に被害申告しました。そして彼は青少年健全育成条例違反の罪名で逮捕されたのです。

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本件被害者の少女と性行をした現場は彼の住んでいたマンションです。この部屋は彼が「交際をしている」という女性名義で借りられていました。

犯行当時、彼は性的な事柄に関してかなり放埒な考え方をしていたようです。裁判では、

「だいたい常に彼女は複数人いました」

「女性が途切れたことはありません」

「複数の人と交際をしていても自分としては真剣な交際だと思ってます」

「交際さえしていればセックスをしても何も問題ないと思います」

という発言をしていました。

そのような性生活を送るなかで、彼はこれまでコンドームを使用したことはないそうです。

「今までに妊娠をさせたことはないから大丈夫だと思った」

という理由で、今回起訴されている事件の際にもいつも通り避妊はしていませんでした。

その結果、被害者は妊娠してしまったわけですが、その件に関しては、

「はっきりと自分のせいで妊娠させたとは思ってません。もしも本当に自分のせいで妊娠したのだとするなら、それは申し訳ないと思います」

と、なんとも歯切れの悪い供述をしていました。

その他の犯行態様について質問が及んだ時も、誠意のある受け答えをしているとは思えませんでした。

次に挙げるものは本人質問での検察官との受け答えを一部抜粋したものです。

――2回目に被害者と会った時に、被害者から「別れたい」と話をされましたよね?

「覚えてません」

――2回目に被害者と会った後、被害者の裸の写真画像を被害者に送り付けたんですか?

「覚えてません」

――自分の裸の写真を送り付けられた被害者から「怖い」と返信が来ましたよね?

「覚えてません」

――「ムカついたからインスタに晒してやろうかと思った」とメッセージを送りましたよね?

「覚えてません」

供述内容を見るかぎりでは事件に関して反省をしているようにはとても見えません。

「捕まるまでは自分が悪いことをしたとは思ってませんでした」

とも話していますが、裁判中の発言からも罪悪感のようなものも、自分のしたことに誠実に向き合おうとしている姿勢も見えません。それでも一応は、

「今後はもう同じことはしません。被害者には申し訳ないと思ってます」

とも述べていました。

彼の反省状況については裁判官が少し踏み込んで質問をしていました。

参考記事:「押収したリベンジポルノ写真を女性警官に見せつけ…」驚きの内部告発! 警察官の日常セクハラが中学生よりも低いレベルと判明 | TABLO

――逮捕後に悪いことをしたと思うようになったんですよね? なんで悪いことをしたと今は思うようになったんですか?

「だって捕まってるじゃないですか。あと、被害者の母親とかが怒るのもわかるなって思って」

――なんで被害者の親御さんは怒ってるんでしょうね。あなたの感じてることを教えてください。

「なんでって…大切だからじゃないですか?」

反省など、あくまで本人の内面の話です。第三者にそれをうかがい知ることはできません。なので断言などはとてもできませんが、私個人としては彼が反省などしていないように思えてしまいます。

していない、というよりできない人なのではないかと思います。

彼が裁判官の問いかけに対して答えた

「大切だからじゃないですか?」

という言葉のあまりの空虚さに、人間として大切なものを欠落させてしまった哀れな男の姿を見ました。いくらセックスで人と刹那的な繋がりを得たところで、その欠落が埋まることはありません。(取材・文◎鈴木孔明)

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