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堀江貴文氏により休業となった餃子屋店主が有料記事を配信 そこに書かれていた悪夢とは 瞼の裏に浮かぶ「偽ゴキブリ混入」事件

TABLO / 2020年10月9日 13時30分

堀江貴文氏により休業となった餃子屋店主が有料記事を配信 そこに書かれていた悪夢とは 瞼の裏に浮かぶ「偽ゴキブリ混入」事件

写真はイメージです

同行者のマスク未着用入店が火種となった、実業家の堀江貴文さんと尾道の有名餃子店のトラブル。10月7日に同店店主が「note」に千円の有料記事を公開し、トラブル継続を示唆しています。

店主は自身のツイッターに「支援者のアドバイスで四一餃子で起こった事をnoteにまとめてみました」と書き込み、記事を投稿。休業を決めた店主への、支援方法のひとつとなっています。

筆者もさっそく千円で購入。記事は、店内に取りつけた防犯カメラ映像の描写となっていますが、浮かび上がるのは、堀江さん一行の典型的なクレーマーっぷりです。

詳細は有料記事をご覧になっていただくとして、トラブルがあった日、堀江さんは男性1名と女性1名の計3人で来店したといいます。そのうちマスク未着用者は、男性のみ。女性も未着用でしたが、声をかけられた段階で着用したとの描写があります。

この男性と堀江さんが、飲食店従業員経験者なら誰でも「いるいる、いるよいるよ、こういうひといるよーー!」と共感せずにはいられない態度なんです。

関連記事:大人の対応ができぬ堀江貴文氏 「餃子店休業」についても見せた“子どもおじさん”っぷり 自身の公演ではマスク着用を強要か | TABLO

筆者は大学生の頃、地元北関東の国道沿いの人魚寿司(仮)でアルバイトをしていました。激安回転寿司と比例して客層もとてもフランク。床はシャリまみれだし、トイレ前の手洗い場は、満腹メーターが壊れたキッズによるお土産でたぷたぷになっているのも日常茶飯事。でも仕方がない。北関東の激安回転寿司だから。そう言い聞かせ、せっせと床を履き手洗い場の詰まりを直していました。

ある日、ぶおんぶおんと大きな音を立てた車高の低い車が、駐車場に入ってきました。頭のてっぺんから真ん中まで黒で、残り半分が茶色の髪の毛をした男性と、胸板の厚い短髪男性、そしてうしろから、猫背の茶色いロングヘア女性の、3人組が入店。座敷に座り、すぐに味噌汁を注文し、わたしではないアルバイトが持っていきました。すると。

「オイオイ! ゴキブリ入ってンじゃねーか!」

茶黒髪男性が、店内に響き渡る声でそう言います。とたんに、ガヤガヤしていた店内は、水を打ったように静まりました。本来は、何か問題があると近くにいるアルバイトがすぐに対応するのですが、車をぶおんぶおんと鳴らしてきた段階でアンテナを立てていた店長(カッパ似)が、厨房から飛んできました。

「なにかありましたか?」

茶黒男性に聞くと、無言で睨みつけるばかり。何度か同じことを聞くも、やはり無言を貫きます。えっなんの間? コレ、と思っていたら、ようやく口を開いたのは胸板男性でした。

「ゴキブリが入っていたんだけど。どーすんのこれ」

「いや、そんなはずはないです」

店長が気丈に対応すると、

「入ってたんだよコラー!」

と、無言を貫いていた茶黒男性が横入り。さっきの間はなんだったのか。すると胸板男性が、味噌汁から箸でなにやら黒い物体を挟みあげるではないですか。はっきりと見えるほどの距離にいなかったわたしには、それがなんなのかはわかりません。が、彼らはそれをゴキブリだと主張したいようです。

参考記事:「チンタラしてんじゃねえぞ!」 レジ袋有料化で店員にクレームを入れる客が増加か 文句を言うなら小泉環境大臣へ! | TABLO

店長が「入るような状況ではないのですが、申し訳ございません」と、茶黒男性に向けて言うと、やはり無言。で、胸板男性が「誠意を見せろ」といった類のことを言うと、茶黒男性が「誠意見せやがれコノヤロー!」と続けます。その後「誠意を見せろ」「他のお客様の迷惑になりますので、お帰りください」といった押し問答の最中、副店長が呼んでいた警察が到着。3人組は、警察に促されるままに店を後にしました。

その後店長から、「当たり屋だった」と報告を受けたことで、「あの茶黒男性は、胸板男性に命じられてゴキブリを生け捕りにしていたのかな。舎弟はなんでもするんだな」と思ったものです。

今回、店主の記事を通して堀江さんらの言動を見ると、まさしくこのときのドキュソ(当時、広く使われていたネットスラング)そのものだなと実感せずにはいられません。

彼らの対応をしていた店主の奥さまは、この日の出来事にとんでもない恐怖を感じ、生活もままならない状況のよう。広島といえば、北関東出身の筆者の貧弱な発想では、仁義なき方々がそこかしこにいるような土地であり、飲食店関係者も猛者ばかりなのではないかと思っていましたが、このお店のお客さんたちはきっと良心的な方ばかりだったのだと思います。

いい店には、いい客が集まるもの。

陰ながら、復帰を願っています。(文◎春山有子)

あわせて読む:携帯ショップの店長が客を『クソ野郎』とメモ 『親が支払いしてるから、お金に無頓着』なので売り込めと指示 | TABLO

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