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爆問・太田VS新潮社 とあるジャーナリストの記事に太田激怒 新たな争いに? 「法廷を侮辱」するとはどういうことか

TABLO / 2020年10月9日 14時30分

爆問・太田VS新潮社 とあるジャーナリストの記事に太田激怒 新たな争いに? 「法廷を侮辱」するとはどういうことか

お笑いコンビ爆笑問題の太田光さんが、新潮社を相手取った裁判が開かれました。それを受けて、とあるジャーナリストが太田さんに否定的な記事をリリース。さらに太田さんはラジオの生放送で、ジャーナリストの実名をあげながら反論をするという事態に。そこから見えてくる「法廷」とは?

ことの経緯は次の通り。平成30年8月に発売された週刊新潮に「爆笑問題『太田光』を日大に裏口入学させた父の溺愛」といった記事が掲載されました。これに名誉を毀損されたとして、太田さんが発行元の新潮社に対し約3300万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたものです。ワイドショーやスポーツ紙は、太田さんが法廷内でもギャグを言い、持ちネタであるポーズを披露していたことを報道。

これを受けて、講談社でいくつもの雑誌の編集長を歴任し、現在はジャーナリストの肩書きで執筆活動をする方が、『PRESIDENT online』から「名誉棄損裁判で勝つことよりも、東京地裁の小法廷を、お笑いパフォーマンスの場にしたかったようだ」といった記事をリリースしました。

関連記事:法廷でふざける太田光に賛否両論 「日大裏口入学報道」で新潮社を相手取り提訴 「誓います、伊勢谷友介です」と発言 | TABLO

これに対し、太田さんが6日深夜のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」の生放送内で怒りをあらわにしたのです。放送の中で太田さんは、こんなことは言いたくないけど、としながら「俺は真剣に臨んだ裁判です。自分なりに正直にやったんです。俺があそこでギャグをやったのは、普段の自分で居ることで真実が話せるからなんですよ」と怒りを露わにしながら反論。さらにジャーナリストの記事が、パフォーマンスを否定する書き出しだったにもかかわらず、その後の記述に「私が(太田光の)弁護士だったら(中略)私の尊敬していた亡き父の名誉が貶められたことが死ぬほど悔しい、そういって号泣するぐらいの演技力を太田に要求する」とあったことに触れ、太田さんは静かな怒りを湛えた口調で「あいつは、俺に対してパフォーマンスだとか言うけど、俺から言わせるとそれがパフォーマンスだろ」と指摘しました。この点については、記事に矛盾があるとしか言いようがないでしょう。

この放送の中で太田さんは「俺に対して、神聖な法廷を侮辱したと言う人もいるけど、赤の他人がやっている法廷に対して、どうこう言う方が侮辱だ」といった趣旨の発言をしています。

たしかに、今回の裁判で太田さんがギャグをやったことに対するSNSの反応の中には「神聖な法廷を侮辱した」「法廷侮辱罪だ」という声が数多く見られます。

まず、日本には法廷侮辱罪という罪はありません。閑話休題。

参考記事:伊勢谷友介の“大麻ルート”との関係性は? マリファナ大量栽培で逮捕された有名人 「タイで農業を学ぶ人」と持ち上げたメディアに責任はないのか | TABLO

本題ですが、なぜ「法廷は神聖」なのでしょうか。法廷侮辱罪は、イギリス国王への不敬行為に端を発しているために、米英法の中では存在しますが、それが存在しない日本においてはなにが神聖なのでしょう。八百万の神々の住まう日本ではありますが、裁判所に神があるわけでもありませんし、

もちろん、裁判所の建物や調度品が神聖だからというわけではないはずです。そう考えると、神聖なのは「真摯に、自身の人生と名誉を守ろうとして真実を語る当事者」ではないでしょうか。今回の裁判で言えば、太田さんはもちろんですが新潮社もそれに該当すると考えられます。

こう考えると、太田さんの「赤の他人がやっている法廷に対して、どうこう言う方が侮辱だ」という考え方に頷けます。判決のゆくえは裁判所に任せるとして、外野から投げ込まれる石について、日本では、まだまだ世間的に思案が足りないのではないかと思います。(文◎Mr.tsubaking)

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