衝撃映像！ 新車の超高級スーパーカーにバイクがノーブレーキで突っ込む！ 賠償金額は果たして…？

写真はイメージです

 

高級スーパーカーのランボルギーニにバイクが突っ込んだ事故の写真がネットで拡散し、被害額がいくらになるのかに大きな関心が集まりました。

事故が起きたのはタイ・バンコク。9月30日の深夜に事故が起き、たまたま居合わせた人が撮影した事故現場の動画と写真をフェイスブックに投稿したことで話題となりました。

写真を見ると青いランボルギーニ・アヴェンタドールに黒いバイク、ヤマハ Ｍ-スラッツが突っ込み、後輪を上にして立った状態でボンネットに倒れかかっています。

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最低でも4,898万バーツ（約1億6千5百万円）はすると報道されているランボルギーニが相手の事故に「賠償額が天文学的数字になるのでは」と、突っ込んだバイクの運転手の運命を心配する声がネット上で見られました。

しかもこのランボルギーニは、運転していた所有者の中国人実業家（32）が10日前に購入したばかりだったのです。さらに陸運局実施のオークションで良番のナンバープレートを落札した金額300万バーツ（約1千万円）を支払ってまだ数日しか経っていませんでした。

ところが現場に到着した警察とランボルギーニの保険会社担当者が道路交通法上の規則を説明したところ、この中国人実業家は自分の側の非を認め、バイクの修理代と運転手男性（24）のケガ治療費を保険金で支払うことであっさりと決着したのでした。

そもそもどうして事故が起きたのでしょうか。監視カメラの映像によると、大通りを走ってきた青いランボルギーニが右の路地に入ろうと右へ直角に曲がりました。ゆっくりと対向車線をふさいだところに、走ってきたバイクがスピードを緩めずにランボルギーニの左側に突っ込んでいます。右折時は直進車優先という左側通行の国ではおそらく世界共通のルールを中国人実業家が理解していなかったのかもしれません。

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衝突の弾みでバイク運転手はランボルギーニのボンネットを飛び越えて反対側に落下。しかしヘルメット着用のお陰もあり、左足の指のケガだけでしたが、病院へ搬送されました。

ランボルギーニはバイクの衝突で前部バンパーの左側が割れ、ボンネットも凹む被害でした。警察はランボルギーニの被害額について販売代理店に確認しないと分からないとしています。

バイク男性が多額の賠償金で人生を棒に振らずに済んだのは幸いでした。一方のランボルギーニには運転手の中国人実業家のほかに中国人の友人も同乗していましたが、入ろうとした路地ソイ・ロッジャナミンは実はナイトクラブが軒を連ねる地区です。我が世の春を謳歌したかったのかもしれませんが、そうはいかなかったようです。（取材・文◎赤熊賢）

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