すっかり影が薄くなった小泉進次郎環境相 永田町から「進次郎さん=ハンカチ王子説」がささやかれる
TABLO / 2020年10月13日 6時58分
自民党のホープの評価がヤバくなっている(撮影・編集部)
現在の政局と言えば『日本学術会議vs菅政権』の対立です。アカデミズムに政治が関与していいのか。あるいは学問の自由を侵害するものではないのか、といった対立事項に重きが置かれています。
本サイトでも指摘したように、しかし自民党内では「ジャパンライフ事件」の方を恐れているのと、菅総理の国会答弁に不安を心配しているようです。
日本学術会議問題は、「学問の自由が侵されていいのか」という当初のテーマからメディア内の菅応援団から、「そもそも日本学術会議って税金を遣ってまで存続させる必要があるのか」というテーマに逸れて来ています。
参考記事:自民党強気 「日本学術会議任命問題?心配していない」(自民党幹部) それよりジャパンライフ事件で隠し玉が出るか | TABLO
応援団の最たるものがフジテレビ上席解説委員の平井文夫氏の虚言「(学術会議の)人たちは6年ここで働いたら、そのあと(日本)学士院ってところに行って、年間250万円年金もらえるんですよ、死ぬまで。皆さんの税金から」といった主旨の発言。後に謝罪しましたが、それで終わるような菅応援団ではありません。
東京でレギュラー番組を持つようになった橋下徹元大阪市長や高橋真麻といったタレントまで、続々と日本学術会議の存在そのものについて疑義を呈しています。
実はこれは、自民党内の大部分の意見にトレースされています。根底には「日本学術会議は左ではないのか」といった声がささやかれています。
学問に左も右もないと思うのですが、永田町の論理ではこういった、「右か左か」といった単純な対立事項で話が展開される事が、ままあります。
こういった政局では「二階幹事長・麻生派の意向は」という声が党内から出てきます(当然ですが菅総理を支える立場です)。
また河野太郎行革担当相や平井卓也デジタル相のコメントを求める記者たち。この2人は菅内閣では、キーマンとなっていると言ってよいでしょう。もう一人あげるとしたら田村憲久厚生相になるでしょうか。
そして思い出したように出てくるのが「進次郎さんは?」というもの。言わずもがな、小泉進次郎環境相のことです。
世論では、先の総裁選においては総理候補の三番手以内に入っていましたが、現在、自民党内ではかなり評価を落としているのが現状。「ちょっと早かった」というのはまだ優しいもの。「坊ちゃんだから」という世襲議員(進次郎環境相は四世だが)の存在そのものを否定るすかのような発言も聞こえてきます。
が、2013年の参院選挙から2019年の参院選まで小泉進次郎旋風が吹き荒れていたのを覚えている方は多いはず。応援演説に引っ張りだこ状態。街宣に立つと「進次郎さーん」という黄色い声が聞こえてきました。
関連記事:滝川クリステル恐ろしや! 全然セクシーじゃない小泉進次郎大臣の器の小ささを全国放送で暴露!! | TABLO
そこで永田町から囁かれているのが「ハンカチ王子に似ていない?」というもの。
ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手に失礼なような気もしますが、どことなく風貌が似ているのと期待大だったのに成績を残せていない斎藤投手。女性にモテるところや日本ハムに入った当時はエースナンバー18を付けていたのが今は「1」。高校時代のエースナンバーなので、球団からの「高校時代を思い出して頑張れ」というエールとも言われていますが、早、32歳。
期待大とされているうちにプロ野球選手の平均寿命は29歳とも言われており、斎藤投手は超えてしまいました。もちろん、甲子園優勝投手でドラフト一位ですから野球の実力は折り紙付きで、怪我に泣かされている悲運さには同情せざるを得ません。
また政治家のように世襲でもなく、実力の世界ですから小泉進次郎環境相と例えられるのも少し違うような気がします。「小泉進次郎=ハンカチ王子説」。皆さんはどう思いますか。(文◎編集部)
あわせて読む:日本学術会議に関する菅政権の矛盾 “リスペクト”する中曽根康弘元首相の見解をなぜないがしろするのか|プチ鹿島 | TABLO
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