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YouTubeで密かに流行の「ぼったくりバー潜入動画」について現役指定三次団体組長に聞いてみた 「ヤラセですよ(笑)」

TABLO / 2020年10月17日 9時50分

写真

歌舞伎町は奥が深い。

最近はどうか分からないですが、ちょっと前にYouTubeで「ぼったくりバーに潜入した」という主旨の動画が結構頻繁に投稿されていました。

で、最後にケツモチのヤクザが出てきて事務所に連れていかれるというものですが、一応、アウトロー取材を主としている『月刊実話ナックルズ』の月刊創刊編集長を務めていた経験から、「こんな簡単に事務所に連れていかれて、また逃げるとかあり得んの?」と苦笑しながら疑問に思っていました。

そこで、関西の現役指定暴力団幹部に聞いてみました。

関連記事:裏社会の人物が語るYoutubeの「ぼったくりバー」潜入企画 知らずに『ヤラセ動画』を作っていると怖い目に遭う可能性が | TABLO

――ぼったくりバーで払わないで帰ってこれます?

「自分は身元明かして話し合いで帰ってきましたよ。40万円くらいの請求でしたが」

要するにヤクザ同士、組同士で話がついたようです。これですと一般人である読者の皆さんには参考にはならないでしょう。そこで東京の繁華街をシマ(縄張り)にしている指定暴力団三次団体組長Aさんに聞いてみました。

――ご無沙汰しています。最近YouTubeで「ぼったくりバーに行った動画」みたいなものが上がっているんですが、見られました?

「ああ。何か、払わないで事務所の人間が出てくるんでしょ。ヤラセです(笑)」

――あれ、きついなと思っていました。

「自分らが堅気に名乗ったり、それっぽい事を言ったりはしないです。それ、言った時点で終わりじゃないですか」

――事務所とかも。

「ないですよ(笑)」

参考記事:アプリで逆ナン、ぼったくり事件多発 犯罪者との「マッチング」にご用心を 取られた高額の金は“ほぼ”戻って来ません | TABLO


Aさんの事務所は東京でも一、二を争う繁華街。そこのシマの組長の言葉です。YouTuberの皆さんは頭が良いのでしっかり台本を作って動画を上げていると思われます。それを分からない、新参YouTuberの方たちがそれを見て、調子に乗ってはいけません。本当のアウトローは本当に怖いものです(「本当」を二回言って強調しておきます)。気を付けて動画を撮ってください。(文◎久田将義)

あわせて読む:「夜の街」に光が見えない 緊急事態宣言解除後、“客引き”の摘発が増加 追い詰められた一部ボッタクリ店の跋扈が危惧される | TABLO

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