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相次ぐ押尾学目撃談 以前より引き締まった身体と派手な生活の資金源は――?

TABLO / 2018年5月30日 7時0分

相次ぐ押尾学目撃談 以前より引き締まった身体と派手な生活の資金源は――?

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 5月某日。左肩にボストンバッグを引っ掛け、太々しく大股で歩く1人の男。スウェットの上下にベースボールキャップというラフな出で立ちでありながら、高長身でスタイル抜群なので見栄えはとても良い。芸能生活の一切から足を洗い、現在どんな仕事についているのか謎のベールに包まれている押尾学が、やや気だるい雰囲気を醸し出しながら恵比寿駅にほど近い商店街を歩いていた。

 2009年8月、違法薬物MDMAを服用し、一緒に摂取していた女性が死亡していたことから逮捕、服役していた元俳優の押尾学。シャバに出てきてからは参院のドンと呼ばれ、日本会議の源流とされる元参議院議員・村上正邦氏の事務所でお茶汲みのバイトをしながら政治を学んでいたようだが、現在はどうやって生計を立てているのか包み隠された状態だった。

「再婚されてお子さんもいらっしゃる。週3ぐらいの確率で奥さんと思しき細身の女性とよく散歩してるのを見かけますよ。日中はスポーツジムに通っているらしく、夕方頃になると帰ってきます。体は引き締まってるし、俳優をしてた頃よりもかっこいいんじゃないかな。仕事はしてるようには見えないけど、生活は派手そうですね。車は高級外車で、腕時計やバッグも一流ブランドです。知り合いから聞いた話ではしょっちゅう海外旅行にも出かけてるらしいですね」(代官山でカフェを営むMさん)

 芸能界に在籍していた頃から素行の悪さが際立っていた押尾氏。服役後は友達だと思っていた芸能人の仲間たちが跡形もなく消え去っている現実を目の当たりにし、1年ほどは人間不信に陥っていたとも聞く。
 そんな時、彼に救いの手を差し伸べたのが六本木ヒルズ界隈の面々。政財界にも強いパイプを持ち、同時に裏社会とも精通しているグレーゾーンと呼ばれる連中だ。

 週刊誌記者はこう証言する。

「事件が起こったのは、元ピーチジョン社長・野口美佳所有のヒルズの一室。そして当時、仲良くつるんでいたのが元首相の息子で議員だったM。彼は事件現場に居合わせたという根強い噂もありますが、すでに故人なので真相は闇の中。しかし、口止め料で億単位の金が服役後の押尾に流れたという話を聞いたことがあります。
 おそらくその関係の流れで、村上正邦とも繋がったんでしょう。さらに息子同様、金銭問題で度々問題を起こしていた押尾の父親は、ヒルズ内の高級中華料理店のマネージャーとして働いていた時期がありました。不祥事を起こして働き口がないところ、政財界が間を取り持って斡旋。押尾の人脈網の広さは、我々の想像をはるかに超えてますよ」

 裏社会と密接な関係を築いているという押尾氏。数年前は、「儲かるとっておきの情報」と題した情報商材の広告塔となったり、怪しさ満点だった。そもそもそういった仕事を誰経由で受けているのか? という疑問が残る。
 また、現在は東大阪市の経営者らと交流を深め、貿易関係の事業を立ち上げるべく挨拶回りをしているという話も漏れ聞こえてきた。

「億の口止め料をもらっていたとしても、こんな時代だからあっという間に底をつく。だけど押尾は今なお、セレブ生活を送り続けていますよ。周りの連中が経営者や裏の世界、政治家とも繋がってるって話なんで、金ならいくらでも援助してもらえるだろうし、一生困ることはないんじゃないかな。
 以前、本人に音楽やらないの? と聞いたら、ギターは全部捨てたと言ってたから芸能界に未練はないだろうね。だけど、本を書いてるという話を聞いたことがあるから、暴露本とか出たら面白いよね」

 年に数回、押尾と会う機会があるという不動産経営者のYさんが最後、こう付け加えた。

「かつて自分を見捨てた奴らへの復讐心みたいなもんがまだ残ってるみたいだよ」

 暴露本といっても、なにを暴露するというのだろうか? 亡くなったホステスの事件の真相なら、読んでみたい気もするが。犯罪だけは二度と犯さないで欲しいと願うばかりだ。(取材・文◎井上庸)

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