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『二度目の人生を異世界で』がアニメ化中止! この勢いに乗ってヘイト発言が掘り起こされる作家たち

TABLO / 2018年6月8日 12時36分

過激発言で最も狙われている百田尚樹先生(『逃げる力』PHP新書より)


 人気ライトノベル作品「二度目の人生を異世界で」がアニメ化という朗報もさながら、作者が過去にツイートしていたヘイト発言が晒される形となり、あれよあれよと出演を予定していた主要キャラクター声優陣が相次ぎ降板。

 このまま制作が続けられるのかどうかと注目が集まっていたのですが......、案の定「アニメ化中止のお知らせ」というアナウンスが製作委員会より出されてしまいました。

 このアニメ化中止騒動では昨今のヘイト根絶論の高まりから、

「良くやった!」
「良識ある対応に感謝」
「大いなる発言には大いなる責任が伴ったな」

 といった喜びの声も溢れているのですが、一方でラノベまでが全巻出荷停止となったことなどから、

「作者が異世界に旅立たないか心配」
「5年前の差別ツイートでアニメ化中止って流石に可哀想じゃね?」
「アニメ中止はともかく、出版まで止めるのはやり過ぎだな。集団ヒステリーって恐ろしい」
「ちょっと騒がれたから出版停止とか 出版の自由とはなんぞや?」

 といった作者に対する同情の声や、行き過ぎた対応を不安視する声も多く寄せられています。

 このような不安の声をよそに関連騒動も勃発。

「他のヘイト作者作品も追い込もうぜ」といった動きが加速することとなり、様々なジャンルの製作者ツイートが遡られることになってしまいました。

 まず白羽の矢が立ったのは人気作「進撃の巨人」作者の諫山創氏。本人のものと考えられている別名裏垢に記されていた朝鮮半島の植民地支配に関するツイートです。

「韓国ができる40年前にいた軍人を一括りに『ナチスのようなもの』って発想するのはさすがに乱暴でしょう、あと統治されて人口と寿命を二倍にされた朝鮮人が民族浄化されたユダヤ人に当てはまるとも思えません。そんな雑なカテゴライズが誤解と差別の基本にはあるのでしょう」

 投稿はこちらも5年前であるうえ、差別の根幹を独自に分析しているだけの発言とも受け取れます。さらに諫山創氏本人のアカウントであるのか確証も得られていません。

 それならばと続いての矛先とされてしまったのが、ヘイトも混じった過激発言連発でお馴染みの百田尚樹氏。

・ヘイト作家の百田尚樹の本がまだ売られているが出荷停止はまだか?
・外圧に弱いんでまず海外に知らせなきゃ
・こいつが次の玩具やろか?
・中国人や韓国人に百田の発言教えてやったら講談社も即行で発禁にするんじゃね
・いよいよヘイト本に対するコンプライアンスが問われるときが来たんや
・百田はOKなんだな、何この差
・百田の本は中国で売れないからなあ...

 そもそもが行き過ぎた発言を元にしているわけですが、過去数年を遡ってまで叩いていくことが本当にヘイト根絶に繋がっていくのでしょうか。(文◎編集部)

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