ヤンゴンの2トップ風俗に潜入したミャンマー夜遊び グレー嬢を掴まされ思わずヒヤリ!
TABLO / 2018年6月13日 12時30分
ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの問題や経済、金融の最新状況を取材し、報じてきましたが、歓楽街についてもお伝えしなくてはなりません。規制強化が進むタイの首都バンコクなどとは対照に、ヤンゴンの風俗施設にはまだグレーゾーンが残っています。
まずは夕食です。現地日系企業で働く知人が案内してくれたのは、ヤンゴン中心部の「パー・カント・レストラン」。北東部シャン州のメニューを中心に、幅広いミャンマー料理を提供しています。国民食のラペットゥ(お茶の葉サラダ)は、発酵させた茶葉や野菜、ナッツに唐辛子やニンニクなどを加えて和えた料理で、酒のつまみにもぴったり。お茶を日常的に飲んでいる日本人にも取っ付きやすい味で、「ミャンマービール」がぐいぐいすすみます。
腹ごしらえが済んだら、夜の街に繰り出します。ヤンゴンの風俗店をめぐっては以前、「エンペラー」と「JJ」が二大巨頭として君臨していましたが、JJは惜しまれつつも閉店。同店のオーナーが昨年、ヤンゴン国際空港からほど近いインセイン郡区にオープンしたのが、注目の「アップルバー」です。
ヤンゴン中心部からは車で40分ほど。かなり遠いですが、配車アプリ「グラブ」を利用すれば、問題なく行けるでしょう。知人もグラブを活用しているそうで、ヤンゴンを動き回るには必要不可欠なツールと言えます。
アップルの入場料は、1ドリンク付きで1万チャット(約820円)。ディスコ内に多数の売春婦が待機する業態ですが、嬢はフリーというわけではなく、基本的に店に管理されています。内外装はオシャレで、娼婦も垢抜けており、バンコクにあってもおかしくない水準。主要客層は中国人や現地人で、ロンジー(民族衣装の巻きスカート)を身に着けたミャンマー人男性客がダンスミュージックに合わせて踊る姿は、ヤンゴンの経済成長を実感させてくれます。
アップルはカラオケルームも併設しているので、ゆっくり飲みたい人は利用してみても良いでしょう。
ファッションショーは必見
近代的なアップルとは対照的に、昔ながらのヤンゴンをほうふつとさせてくれるのが、前述のエンペラーです。業態はほぼ同じ(入場料は同8000チャット)ですが、建物が老朽化しており、内外装がとにかく汚い。そして暗い。これまで欧州や東南アジア各国の風俗施設に出入りしてきましたが、店内がこれほど暗い店は見たことがありません。スマートフォンのライトを照らさないと、嬢の顔をはっきりと確認できません。
娼婦の数は軽く100を超えるでしょう。かわいいのもおります。特筆すべきは、ミャンマー風俗の象徴とも言える「ファッションショー」。爆音が鳴り響く中、女性らが中央ステージで、10人弱のグループを形成し、連動して前後左右に歩き回ります。お気に入りの嬢に花輪を進呈すると、男性スタッフらから拍手が起こります。
ミャンマービール缶を飲みつつ、エンペラー独特の雰囲気を楽しんでいると、やたらと若い嬢を連れたママさんが売り込みにきました。嬢はレット・レットという名前で、ヤンゴン管区の上の中部バゴー管区出身。自称18歳で、入店して2日目とのこと......。
怪しさ満点ですが、取材も兼ねて連れ出すことにしました。プレイ代は朝までのロングで10万チャット。ショートという選択肢はなく、夜明け前に帰しても代金は変わらない(安くならない)のだとか。プレイ代は後払いで、店に払う連れ出し代もありません。
宿泊するホテルに到着すると、自分のIDカードを何度も確認し、ぶつぶつと暗唱するレット・レットちゃん。ロビーの警備員がそのIDを確認すると、眉をしかめつつ彼女に尋問。その直後、「ミスター、アイムソーリー......」となぜか私に謝ってきました。
警備員によると、彼女のIDは本人ではなく別人の物で、その理由としては17歳以下の可能性が高いとのこと。「ショートなら部屋に入れられないこともないですが......」と提案し始めたので、「いや、その必要はない。教えてくれてありがとう」と返答し、彼女を店に帰しました。若い女性は人並に好きですが、ロリコンの趣味はありません。何よりも、ミャンマーまで来て犯罪に巻き込まれるのはごめんです。
エンペラーには、彼女以外にも「自称18歳」の"グレー嬢"が複数おります。気になる人は自己責任の下、自分の目と耳で確かめてみてください。(取材・文◎ゴーゴーバージャーナリスト・新羽七助 『世界の怪しい酒場』第11回)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「とっととヤラせろ!」「お前らは社会の底辺」キャバ嬢ばかり狙う“千葉の強姦弁護士(36)”悲惨すぎる末路(2021年の事件)
文春オンライン / 2024年11月23日 17時0分
-
タイ人口の10分の1がミャンマー人になった理由 2021年クーデター後に人材の国外流出が拡大
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 8時0分
-
「絶望はない」ミャンマー人難民に35年間医療従事 カレン族の医師シンシア・マウンさんに聞く
東洋経済オンライン / 2024年11月19日 11時0分
-
ミャンマー軍政トップ初の訪中へ 招待、緊密さ強調
共同通信 / 2024年11月4日 16時19分
-
「一線超えた」ベッツからボール強奪したヤンキースファン 全米メディアが猛批判
東スポWEB / 2024年10月30日 11時35分
ランキング
-
1全国で販売「カシューナッツ」に“鎮痛剤”混入…… 「深くお詫び」 3万5000袋回収、企業が謝罪
ねとらぼ / 2024年11月27日 8時0分
-
2知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
3密室のコックピットで!? 戦闘機パイロット襲った「大トラブル」いまだ完全解決できない切実な課題とは
乗りものニュース / 2024年11月27日 7時42分
-
4斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 10時46分
-
5とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください