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紀州のドンファン不審死事件続報 警察が交友関係を洗い出したのは家政婦の女(66)だった!

TABLO / 2018年6月14日 7時0分

「紀州のドン・ファン」の怪死事件から3週間。和歌山県田辺市の現場にはマスコミが大挙して押し寄せ、結婚100日余りで未亡人となったA子(22の動向に目を光らせています。

「いまA子を囲っているのは、講談社『フライデー』の若手編集者です。講談社は、野崎さんの自伝を上梓した良好な関係にあり、代理人弁護士を紹介したのも講談社と言われています。もともと、この本を執筆したフリーライターが彼女を囲っていましたが、彼女が彼の守銭奴な本性に気づき、関係を切ったのです。現在、A子と編集者は野崎さんの会社の番頭格と連絡を取り合い、逃避行を支援しています」

 捜査の現状について、ある捜査関係者は次のように語ります。

「野崎さんの愛犬イブの検視結果が出るのは、今月中旬頃。野崎さんと同じく、覚せい剤の反応が出た場合、当然ふたつの死の関連性が濃厚と判断される。第三者による他殺は確定的。同一人物による犯行と考えるのが自然でしょう」

 捜査の網は着々と狭まっているのです。

「警察が解明を急いでいるのは覚せい剤の入手ルートです」(同前)

 県警捜査一課は、A子と家政婦のB子(66の2人を重要参考人と見て、交友関係の洗い出しを進めています。

「警察がいま一番着目しているのは、B子のほう。実は、十数年前に別れた元夫には隠しておきたい過去がある。彼はもともと関西を根城とする広域指定暴力団の組員。恐喝未遂や覚せい剤所持などで4回以上の逮捕歴があり、現在は生活保護を受けて東京都内で生活しています」(同前)

 3~4年前、B子は周囲に対し、「別れたヒモ夫からお金を要求されていて困っている」と悩みを吐露。さらにB子は最近「お金に困っている」と野崎さんの会社の関係者に愚痴を零していたそうです。

「B子は月に10日間、野崎さんの邸宅で家政婦として働き、日給1万円を受け取っていました。そんな薄給でも彼女が毎月和歌山に行くには理由がありました。生前、野崎さんは『死んだら4千万円を(B子に)あげる』とB子に話していたのです。B子は生活に困窮していましたが、それを頼りに身の回りの世話に励んでいました。しかし、最近のB子の金欠ぶりは見ていて可哀相だった。そう考えると(殺害の)動機は充分なのですが......」(野崎さんの会社の関係者)

 捜査一課はすでに元夫の事情聴取に踏み切り、B子を取り巻く人間関係の解明を目指しているといいます。(取材・文◎編集部)

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