【香港】水着イラスト看板が「性的」と抗議を受けるも、その差し替えが「オモロイ返し」と話題に 日本だとどうなる?
TABLO / 2020年10月30日 10時30分
写真はイメージです
香港のショッピングセンターのイラスト看板広告が、性的だなどと抗議を受け、他のイラストに差し替えられる騒動があり、日本でもネットで話題となっています。
騒動となっているのは、香港のショッピングセンター・ドラゴンセンターの外壁に夏ごろから掲げられた看板広告のイラスト。写実的に描かれた水着姿などのカワイイ女の子のイラストが、子供を持つ親からセクシー過ぎるなどと抗議を受けたとして地元女性議員・劉佩玉議員による撤去運動が起きていました。
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これに対し、イラスト作者・漫画家の林祥焜さんは「許可を得ている。広告が卑猥なら全てのプールやビーチを閉鎖してみては?」などと反発。さらに林さんを支持する漫画家仲間たちは、騒動を皮肉ったイラストを次々と公開しています。
そして10月25日、この撤去運動を受けて、看板広告は香港ギャグ漫画界の鬼才・甘小文さんの描くイラストに差し替え。ただ、このイラストは、抗議を受けたイラストと同じく女の子が描かれたもので、同じ構図で同じように水着を着用したもの。一点違うのは、コミカルなタッチだということでした。
公共の場でセクシーすぎると香港でモメてたイラスト看板に、新展開。
3枚の巨大イラストが、露出度がまったく等しい、絵柄の異なるものに差し替えられる。
「こっちにも抗議するんだよな?じゃなきゃ筋が通らんよな?」と詰められた抗議活動家の劉佩玉議員、ノーコメント。https://t.co/xtBvwbjBM0 pic.twitter.com/gSWdtVOo84— 須藤玲司 (@LazyWorkz) October 25, 2020
抗議活動家の劉議員に、このイラストについて抗議するのか記者が尋ねると、「ノーコメント」としているようです。
また、この騒動が話題となり、新しくなった看板を一目見ようと多くの見物客が訪れた模様。
日本のネット上の反応
そして、この話題は日本でも広がり、ネット上には
「煽りスキル高すぎて草」
「オモロい返しやな」
「露出度は変わってないけどフェミさん的には美人じゃなきゃOKなのかな」
「美人が露出している絵には嫌悪感が湧くけど、ブスの絵ならいくら露出していてもOKってこと?」
「これに抗議しなければルッキズムと言われる。抗議すれば白い目で見られる」
などといった絶賛の声があがっています。
日本の事例は?
広告が「性的」だとして抗議を受けた例は日本でも数知れず。挙げればキリがないので今年の事例を挙げてみます。
1月、転職サイト・チェンジョブの広告にバストの大きなモデルを起用し胸を強調しているなどと炎上。
宇崎ちゃんポスターの時に、俺は「この矛先は次に三次元の女性に向く」主旨の発言をしたが、やはり必然的にこうなる。
肌の露出が少なかろうが、上目遣いでなかろうが、大きなムネムネで公共の場に出てくる事が、フェミの方々の一部にとっては犯罪、許されない事なんやな。 pic.twitter.com/i8OFsEi5YU— キルゴアさん (@KilkilGoregore) January 16, 2020
参考記事:「ヌードまたは性的行為」でインスタBAN!? “最強合法ロリ巨乳” 長澤茉里奈が投稿した写真とは | TABLO
2月、JAなんすん×ラブライブ!コラボ「西浦みかん大使」等身大パネルでは女子校生の制服を着たキャラクターの股間や下着のラインを描き炎上。
みかん大使千歌ちゃんのスカートが透けて見えるから不健全だって炎上してるらしいけど、不健全でえちえちなのは今に始まったことじゃないというか、僕にもそのスカートが透けて見える魔眼をください( ͡° ͜ʖ ͡°) pic.twitter.com/RhQtcVO4CC
— ちゃりとら【˶ › ワ ‹ ˶】ソレヲツタエタイヨー (@charitolav) February 13, 2020
7月、東京都・新橋駅前ビルに、YouTuberのくまクッキングさんの広告看板が掲げられ、セクハラや女性蔑視だなどと炎上。
巨乳の女性の広告。
片方はフェミさん大喜び、片方はフェミさん大激怒。どちらも強制されて広告に出ている訳ではない女性。それなのに見え方に違いがあるようだ。どっちがダメでどっちが良いのか、なぜ片方はダメなのか、納得できる説明できるフェミさんているの?
俺の意見?どっちもOK。 pic.twitter.com/t3L1uUTGMJ
— 筋トレ100%マン (@BCAA20000) October 1, 2020
今年だけでこれだけの騒動がありました。
これまでさんざん起きてきた広告の炎上騒ぎ。今後もなくなることはないでしょう。しかし、今回紹介した香港の事例は、クリエイターの反発による“返し”によって逆に盛り上がるという展開が見られました。日本でも、そんな展開が今後は起きることがあるかもしれません。(文◎デューク・テルゴ)
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